第10回埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会 決勝 新座片山フォルティシモ少年団 vs 浦和レッドダイヤモンズジュニア

23日(日)に「第10回第4種リーグサッカーリーグ選手権大会」決勝が埼玉スタジアム2002のメイングラウンドにて行われた。

3年ぶり3度目のタイトルを狙う新座片山フォルティシモ少年団か、創設4年目で初の4種リーグ制覇を目指す浦和レッドダイヤモンズジュニアか。

第2、第3グラウンドで行われた準決勝に続き、23日(日)に「第10回第4種リーグサッカーリーグ選手権大会」決勝が埼玉スタジアム2002のメイングラウンドにて行われ、この2チームが対戦した。

まずファーストシュートを放ったのは浦和レッズ。前半1分、後方からのボールに準決勝でも1ゴールを挙げた西田春斗が抜け出して狙っていくが、ここは新座片山GK吉田伊織が横っ飛びで弾き出す。対する新座片山は前半4分、7分と好機を迎えるがどちらもシュートには至らない。

前半10分過ぎには浦和レッズに連続してチャンス。しかし新座片山の早いプレッシャーに対し、中盤でなかなかボールをつなぐことができずに、第10回大会の決勝は無得点のまま前半を終える。

後半、浦和レッズはサイド攻撃にシフトチェンジ。8分、左サイド水倉慧のクロスのこぼれ球を新城愛斗が狙っていくもゴール上に。14分には途中出場の長準喜のシュートがクロスバーを直撃する。

それでも新座片山はストッパーの位置に入った大當泰生を中心にした固い守備で得点を許さない。ここで新座片山ベンチはトップの稲垣篤志と中盤の土方麻椰のポジションを入れ替え勝負に出る。

すると直後の後半18分、小林雅楽の右クロスを準決勝2ゴールの戸祭博登が詰めて先制。さらにアディショナルタイムに稲垣がミドルシュートを決め、2-0で3度目の4種リーグ選手権制覇を果たした。

新座片山・鈴木慎一監督は「本当に苦しかった」としながらも、「(強豪チームと張り合うために)体を張れというのは常に言ってきた。今日はそれを忠実に頑張ってくれたと思う」と試合を振り返り、MVPにはこの日も体を張った守備で今トーナメント6試合無失点を支えた大當を挙げた。

試合結果

新座片山フォルティシモ少年団 2-0 浦和レッドダイヤモンズジュニア

0(前半)0
2(後半)0

大会結果

優勝:新座片山フォルティシモ少年団
準優勝:浦和レッドダイヤモンズジュニア
第3位:戸塚フットボールクラブジュニア
1FC川越水上公園