埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会 3回戦

今季4種の日程も全国大会を残してこの大会が最後。埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会3回戦8試合が10日、準々決勝に先駆けて埼玉スタジアム第2グラウンドで行われた。

16強は江南南サッカー少年団[A]、新座片山フォルティシモ少年団、浦和レッドダイアモンズジュニア、FC KAZO U-12、EC FUJIMINO、ダイナモ川越東FC、レジスタFC[A]、カムイジュニア千代田、浦和尾間木サッカースポーツ少年団、FCアビリスタ、草加ジュニアフットボールクラブプライマリー、NEOS Football Club、東松山ペレーニアフットボールクラブジュニア、プログレッソサッカークラブ、大宮アルディージャジュニア、にいざえーすFC。

昨年準優勝の浦和レッズJrはBコートのオープニングゲームでFC KAZOと対戦。前半4分に10番の山野悠が左足で強烈なシュートを叩き込んで先制すると、後半11分には14番の照内利和がドリブルでエリア内に侵入してGKに弾かれながらも詰めて加点した。対するアビリスタも後半16分に1点を返すも反撃及ばず、浦和レッズJrが2ー1でベスト8行きを決めた。

また同時キックオフのAコート第1試合はディフェンディング・チャンピオンの新座片山と今年の全日本少年サッカー大会予選ファイナリストの江南南[A]という好カードに。ともに全国優勝経験のある有力チーム同士の一戦は攻められながらも前半終了間際、後半開始早々とポイントで2点を奪った新座片山が江南南の反撃を1点にしのいで2ー1で競り勝った。

レジスタ[A]vs.カムイは前半13分に8番の二平昂大が先制、後半4分に14番の安藤光大が追加点を奪ったレジスタが2ー0で勝利。

草加Jrとの一戦に臨んだNEOSは前半7分に30番の関根輝大が先制すると、それから1分経たずに26番のキャプテン・松原史季が抜け出しからGKとの1対1を冷静に沈めて追加点。さらに16分にはコーナーキックから10番の植竹優太がヘッドを突き刺した。草加Jrは後半7分に10番の林閃汰がエリア外からミドルを突き刺して一矢報いたが、NEOSは15分に39番の苗木雄真がダメ押し点を奪って4ー1で準々決勝に進出。

全少を制した大宮Jrはにいざえーすに苦戦を強いられた。前半10分にクロスから相手の11番・小山鉱輝主将に頭で叩き込まれて先行を許す展開。それでも「やるべきことをしっかりやろう。それをやり続けることがチャンスにつながる」(森田浩史監督)とハーフタイムに確認し合うと、後半11分に7番の古川大洋のクロスから9番の石川颯が同点ゴール。さらにそれから1分後には古川がフリーキックを直接ネットに突き刺して2ー1とし逆転勝ちを収めた。

ダイナモ川越東はFUJIMINOに2ー0で勝利、浦和尾間木は先制されながらもアビリスタに3ー2で粘り勝った。プログレッソはペレーニアJrを4ー1で下して8強に駒を進めた。

石黒登(取材・文)

試合結果

新座片山 2-1 江南南[A]
浦和レッズ 2-1 FC KAZO U-12
ダイナモ川越東 2-0 FUJIMINO
レジスタ[A] 2-0 カムイジュニア
浦和尾間木 3-2 アビリスタ
NEOS 4-1 草加Jr
プログレッソ 4-1 東松山ペレーニアFC Jr
大宮アルディージャJr 2-1 にいざえーす