S２Aリーグ最終節。武南Ⅱと国際学院の一戦は逆転で武南Ⅱが制し、４位でリーグ戦を終えた。

武南ⅡはMF河鰭蛍（３年）やMF橋本海七大（３年）がボールに絡みながらパスワークで崩しに行く。国際学院は前線で運動量の多さを見せるFW曹喜琉（２年）が起点となってアタック。前半12分にはDF飯田大空（２年）のクロスから曹のヘッドがポストに当たる場面もあった。

前半はスコアレス終えた中で国際学院は後半開始から連続して決定機を迎えると10分、FW片山星空（２年）の右コーナーキックをニアで曹が頭で沈めて先制。15分には再びコーナーキックからファーでDF平野瑛也（２年）が折り返したボールがそのままゴールに吸い込まれた。

２点のビハインドを背負った武南Ⅱだが、後半投入のFW斉藤陸（３年）やMF江川諒太（３年）が前線に積極性をプラスすると、21分にFW杉沢旭浩（１年）が決めて反撃の狼煙。28分には江川が右サイドから仕掛け、FWに当てたボールを左足で流し込んで同点とする。そしてATにコーナーキックの混戦をMF瀧澤俊輔（３年）が決めて３－２とし、逆転勝ちを収めた。

この結果武南Ⅱは勝ち点を「30」に伸ばし４位に。国際学院は同「29」の６位で全日程を終えた。

石黒登（取材・文）

試合結果

国際学院 ２－３ 武南Ⅱ
０（前半）０
２（後半）３