令和元年度 新人大会西部支部2回戦 星野 vs 立教新座

復帰戦のFW風間が途中出場から2ゴール。自分を見出してくれたコーチに感謝の勝利を

開始2分にFW中野渡礼旺のゴールで先制した立教新座。幸先の良いスタートに大量得点を予感させたが、その後はボールを持って進めながらも星野の早いチェックに苦しみ、なかなかチャンスを作ることができない。後半も多くの時間でポゼッションした中で追加点が来なかったが、21分にMF戸祭雄登のクロスをMF矢島颯人がヘッドで合わせてこう着した展開を動かした。

後半25分には怪我明けのFW風間太希を投入。昨年末に両足首を負傷、火曜日に練習復帰したばかりだった中で「残り15分だったのでゴールを取りたいと思っていた」と風間。するとそのわずか2分後の27分、ゴール左前でボールを受けると「とりあえず枠に思い切り打とうと思った」と右足を鋭く振り抜いてゲット。さらに29分には中野渡のアシストから2点目を決めた。

この日はこの2振りで2発。上々の復帰戦を飾った中で風間は「怪我する前は全然ゴールが入らずに悩んでいた。復帰したてで2点取れて、気持ち的には楽かなと思います」と次戦以降に向け良い感触を得たようだ。チームにとっても頼れるゴールゲッターの復帰は心強い。また、得点外でも前半のチームに少なかったパス後の動きだしを与えるなど、前線を活性化させた。

立教新座には今予選、勝ちたい理由がある。佐藤祥之コーチがJクラブのコーチに就任するため1月で退任。現2年生も入学時からお世話になっており、恩返しをするべく上位進出を狙う。

風間にとって、佐藤コーチは初めてトップの試合に出してくれた、まさに自分を見出してくれた存在だ。「1年生の時、リーグ戦に佐藤さんが出ろと言って出してくれた。その時にメールして「どうしたらいいか」って聞いた時にもすごい長文で返してくれて。トップの試合に初めて出してくれたのが佐藤さんだったので、感謝しています」。「決勝までは来られないんですけど、できるだけ勝って、ゴールを残して、最後良い形で送り出せたらなと思っています」。

週末に行われる3回戦の所沢中央戦、準々決勝は成長した姿を見せる最後の機会となる。「ひとつひとつのプレーを大切にして、ゴールを決めて、チームを勝たせられたらいい。別に自分が表に出なくても、影でも、自分の動きでチームを助けられたらなと思っています」と風間。コーチが見出してくれたスタイルをピッチ上で100パーセント表現して、感謝の想いを示す。

石黒登(取材・文)

試合結果

星野 0-4 立教新座