鹿島内定MF小川優介「サッカーが楽しい」が原点。「これからはもう自分の努力次第」

―今日はかなり緊張していた?

こういうのは苦手なので、本当にめちゃくちゃ緊張しました(苦笑)。

―ノートを用意していたがあれは?

カンペです(笑)。案の定最初フリーズしてしまって。うまく行かなかったです(苦笑)。

―プロ志望というのはいつから?

大学にスポーツ推薦で合格して自分も大学に行くのかなと思っていたんですけど、監督からもずっと「プロはどうするんだ」と言われていた中で8月の終わりとか9月の始めとかそのくらいの時期にオファーを頂きました。そんなに時間もない中だったのですが、でもやっぱりこのチャンスは逃せないなと思ってわりとすぐに決まりました。

―でも本当にまさかの鹿島という感じ?

こんなビッグクラブから来るとは思っていなかったので本当にびっくりしました(笑)。

―会見でも言っていたが2度と来ないチャンスで飛び込むしかないなと

はい。もう腹をくくってやるしかないみたいな感じだったので、(自分の選択に)悔いはないです。これからはもう自分の努力次第だと思っています。やっぱり努力を怠らずに、スタメンで出られるように一生懸命頑張りたいと思います。

―もう鹿島には?

施設見学には行って全然違うなと思いました。練習を見たり、選手と実際に会ったりはしていないんですけど、会う前からもうすごいというのはわかっているので頑張るだけです。

―身体も大きくはない中で少年時代から磨いてきた部分

やっぱり小学校のチームから技術という部分は養われてきたので、技術の部分では大きい人たちにも負けたくないというのがありました。磨いてきたというよりかは、小さい頃からやっぱり「サッカーが楽しい」というのが一番にやってきたので、サッカーの楽しさというのはこれからも忘れずにやっていきたいなと思います。

―LAVIDA同期の小見くんと一緒にプロ1号に

みんなからも「おめでとう」という言葉をいっぱいもらったし、やっぱりLAVIDAでプロは初なので、そういうのを洋太と一緒に実現できたのは、恩返しできたのかなと思います。

―スカウトも大島僚太に重ね合わせていたが

まだまだ早いですけど、でもやっぱりそれくらい目指してやっていかないといけないと思うのでしっかりと応えられるように頑張ります。

―プロへの意気込み

やっぱり自分の特徴であるドリブルなどは鹿島でもやり続けて、タイトル獲得に向けて少しでも力になれるように頑張りたいなと思います。

石黒登(取材・文)