江南南が逆転勝利、佐藤大雅が決勝弾 三郷FCは初の決勝ならずも歴史更新の3位/少年団中央大会・準決勝

「第50回埼玉県サッカー少年団中央大会」最終日(6日)。第1試合に引き続き行われた準決勝・第2試合は江南南(A)と三郷FCジュニアが対戦し、江南南が逆転で決勝に駒を進めた。

先に失点した江南南だったが、最終ラインの吉田翔哉(6年)主将の配球から、足元の技術の高さがある村知空翔(6年)がタメを作り、両サイドを広く使ってアタックを展開。そして鋭い抜け出しを見せていた佐藤大雅(6年)が再三にわたってゴールに迫る場面を作っていく。

するとHT前に髙沢空冬(6年)が決めて同点に追いつくことに成功。さらに後半8分には敵陣深くでボールを持った佐藤が相手GKの動きを見て、逆サイドネットに流し込んで逆転した。

三郷FCは前半8分、高橋力久(6年)のシュートのこぼれ球を川端琉之祐(6年)が詰めて先制。その後は押し込まれる中でGK苅部裕紀(6年)を中心に耐えたが、相手の圧力に逆転を許した。終盤にはショートコーナーから松田陵平(6年)のクロスに川端が飛び込んだが、あと一歩届かず。初の決勝進出とはならなかったが、チームの歴史を更新する3位で大会を終えた。

石黒登(取材・文)

試合結果

江南南 2-1 三郷FCジュニア
1(前半)1
1(後半)0