市立浦和女子がダイナミックな攻撃で6点大勝! 島田主将、感謝の気持ちもって「頑張りたい」

「令和3年度埼玉県高校女子サッカー選手権大会」は27日に開幕し、1回戦7試合を実施。市立浦和と埼玉栄の一戦は攻撃力の高さを見せた市立浦和が6-2で勝利し、2回戦に進出した。

序盤は打ち合いの様相となった。前半4分、FW山岸薫(2年)のクロスに走り込んだFW廣渡うらん(3年)のゴールで市立浦和が先制。しかし、埼玉栄も6分にFW高石夏海(1年)が右足で突き刺してすぐさま同点とする。11分にはMF川又さくら(1年)が決めて市立浦和が再度突き放したが、埼玉栄は16分にFW大野萌花(3年)が決めて再びスコアをタイに戻した。

それでもクーリングブレイク後は市立浦和が安定した試合運びから攻撃力の高さを見せていく。

左右両足で蹴れる主将のMF島田花梨(3年)が展開しながらピッチ幅を使って攻撃。「1年生ですけど、速い」右サイドの川又のスピードや、ボールの収まりどころにもなれる廣渡、山岸の2トップを生かして攻め込むと、前半28分にスローインから廣瀬がキープし、山岸が右足をしっかりと振りぬいて三度勝ち越し。前半ATには廣瀬が角度のないところからネットを揺らした。後半も4分に山岸、19分に川又がそれぞれこの日2点目を決めるなど、6-2で勝利した。

「攻めて勝つ」を掲げ、攻撃的で、魅力的なサッカーを展開した池田一義監督(現川口北監督)のイズムを引き継ぐチームであり、男子同様に女子も「かなり攻撃的にチームを作っています」(町田裕一監督)。「気持ちとスピードで行っちゃう子たち。その辺はダイナミックなプレーがあって、女子としては珍しい選手たち」というダイナミックなアタックはチームのストロングだ。

今大会はそれぞれが想いを持って臨む。主将の島田は声を詰まらせながら「いろいろなことがあったけど、頑張ってきた。すごい後輩に感謝しているし、私たちの代で入ってくれた町田先生にも感謝しています。そういう人たちのためにもしっかりと身体を張って頑張りたい」と懸ける想いを語った。目標とする県ベスト8以上はもちろん、ひとつひとつのプレーで感謝を伝える。

石黒登(取材・文)

試合結果

市立浦和 6-2 埼玉栄
4(前半)2
2(後半)0