関東選抜Aが関西選抜を圧倒。埼玉出身選手も多数出場。FW飯島陸が途中出場から1ゴール【デンソーカップチャレンジサッカー】

デンソーカップチャレンジサッカー 熊谷大会・グループリーグ3日目。関東選抜Aと関西選抜の一戦は3-0で関東選抜Aが勝利。1勝1分でAグループ1位となり、準決勝進出を決めた。

関東選抜AはすでにJクラブ内定を勝ち取っているDF宮本優太(流通経済大3年、2022年度より浦和レッズ加入内定)、DF角田涼太朗(浦和レッズJrユース→前橋育英高→筑波大3年、2022年度より横浜F・マリノス加入内定)のほか、DF佐々木旭(埼玉平成高→流通経済大3年)、MF菊地泰智(浦和レッズJrユース→流通経済大柏高→流通経済大3年)、MF安居海渡(浦和学院高→流通経済大3年)らが、日本高校選抜戦から入れ替わる形でスタメンに名を連ねた。

試合は序盤から関東選抜Aが圧倒。前半14分、MF山原怜音の2試合連続ゴールで先制すると、後半10分には菊地を起点に宮本のアシストから最後はFW白井海斗(順天堂大3年)がキーパーを外して無人のゴールに流し込んだ。さらに41分には途中出場のFW飯島陸(クマガヤSC→前橋育英高→法政大3年)がプルアウェイで相手ディフェンスを外し、ヘディングでダメ押しとなる3点目。守っては角田が空中、対人の強さを見せるなど、関西選抜を零封した。

関東選抜Aは準決勝で兄弟チームである関東B・北信越選抜(Bグループ2位)と対戦する。

石黒登(取材・文)