南浦和中が2戦連続の二桁得点勝利で快勝! 10番MF中川璃玖士の6得点含む14ゴール
令和4年度新人体育大会・3回戦が8日に行われ、優勝候補の一角である南浦和中は行田西・南河原・忍の合同チームと対戦。14ゴールを挙げ、初戦に続く二桁得点勝利で8強進出を決めた。
5-0で折り返した南浦和は後半、FW今平啓太(2年)やMF石田悠友(2年)らを投入し、前半FWで2得点を挙げたスピードのある大内隆之介(2年)を左SBに変更すると、さらに一段ギアを高めた。HT明けは前半を上回る9得点を挙げて、2試合連続の二桁ゴールで快勝した。
10番を背負う主将のMF中川璃玖士(2年)はこの日最多となる6ゴールを挙げたほか、攻撃の出どころとしてもチームを牽引した。「最近ワンツーとかスイッチを増やせと言われていて、そこの面でスイッチとかを使って得点を量産できたのは良かったなと思います」と振り返った。
中川、今平の県トレ組、CB伊藤公一郎(2年)は今夏、全国大会に先発出場。両SBの大内、フセイン・ウーマル哲(2年)も途中からピッチに立ち、GK小林栄太(2年)もベンチ入りし、その空気を肌で体感した。ヘディングに絶対の自信を持つ矢野天翔(2年)、石田も実力者で、後半から出場したFW鈴木照世(1年)は指揮官も「ハートが強い」と話す期待のルーキーだ。神立朋次監督は「17、8人は出してもそんなにそん色はない。3年前より層は厚い」と話す。
OBでは成徳深谷高に進んだFW秋本光瑛(高2)が選手権予選決勝に進むなど、活躍を見せる。神立監督は「頑張ってますよね。あいつは2年生の時に全国でも活躍して、前座(新人戦決勝)でも点を取って優勝している。今度は後輩たちが前座でできるように」と互いの健闘を誓った。
試合結果
さいたま南浦和 14-0 行田西・南河原・忍
5(前半)0
9(後半)0