令和元年度学校総合体育大会中学校サッカーの部2回戦 さいたま南浦和 vs 久喜太東

令和元年度学校総合体育大会中学校サッカーの部・2回戦(22日、与野八王子グラウンドほか)。新人大会3位の南浦和中学校は5ー0で久喜太東中学校を下して、3回戦進出を決めた。


立ち上がりから押し込んで進めた南浦和だが、初戦の固さもあってポストを連発するなどあと一歩ゴールに結びつけることができない。それでも前半23分、MF山下絢斗の縦パスに反応したFW若松優大が左に流れながら左足を振り抜いて逆サイドのネットに突き刺して先制した。

後半もなかなか点のこない時間帯が続いたが13分、MF吉野龍那のクロスから途中出場の2年生FW高橋伸太朗のゴールで追加点とすると、それまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールショーの開始。その3分後にはセットプレーの2次攻撃から混戦をMF服部祐太が詰めて3点目。

後半24分には高橋の左コーナーキックからDF橋本優吾がヘディングで突き刺し、アディショナルタイムには浮き玉のパスに抜け出したDF秋本光瑛が冷静にキーパーを交わして左足で流し込むなど、後半次々とピッチに入った2年生たちが結果を残した南浦和が5ー0で快勝した。

途中から入った2年生たちが結果 FW高橋伸太朗は1ゴール、1アシストを記録

シードの南浦和にとってはこれが初戦。序盤から相手陣地で進める中で若松のゴールで先制したが、「前半は1点入ったものの、そこまで有利な状況ではなかったと思います」(若松)。

それでもこの流れを一変させたのが後半から入った2年生たち。後半13分に高橋が技ありの股抜きシュートから欲しかった追加点を奪うとここから一気にペースアップ。終盤には高橋のコーナーキックから橋下が、アディショナルタイムには秋元が抜け出しからゴールを奪った。

「中盤が少し小さいんですけど、テクニックがあって、センターバックも大きいのでセットプレーからのヘディングも自分たちの強みです」(高橋)というヤングガンたちは昨年12月のさいたま市予選で優勝するなど期待の面々。神立朋次監督も「今年は18人全員、余裕があるから使うじゃなくて、味を変えながら、後半から出てくる選手の方がなんなら良いくらいの感じでいける」と語るように経験豊富な3年生に実力派の2年生が加わり、厚い選手層が整った。

高橋は「3年生といま戦っているこの学総で関東、全国に出場して自分たちも良い経験を積みたいし、その経験をこれからのサッカー生活に生かして、自分たちも1年後の学総で関東、全国に行って青森山田や日章学園といった強いチームを倒していきたい」と意気込みを語った。

師弟コンビが復活!

今年4月に清野大輔コーチが南浦和中に転任したことで神立監督との師弟コンビが復活した。

清野コーチは神立監督の白幡中時代の教え子。その後指導者として再会した尾間木中では恩師の欠かせない右腕として強豪チームを牽引、神立監督の去った2015年からは監督を務めた。かつての参謀を再びチームに迎え、神立監督は「相当パワーアップしている」と自信を見せた。

尾間木を強豪校に育てた師弟の復活は初の関東を目指すチームにとって追い風となりそうだ。

石黒登(取材・文)

試合結果

さいたま南浦和 5-0 久喜太東

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