柴圭汰「全国では命取りになる」。チームとして守備のベースアップを図り2度目の全国へ

 

3-0と完勝で大会連覇を果たした中で昌平MF柴圭汰は「相手の3枚を自由にさせないというのを意識していたんですけど、だんだん疲れてくるとやっぱり真ん中が空いてくる時があった。そこは全国では命取りになる。本当にこの1ヶ月そういった部分を修正していきたい」とした。

ボランチの柴、小川優介のところでボールを回収し、連続して攻撃していくことでペースを握る昌平だが、準決勝・正智深谷戦のようにセカンドを拾われ、前に勢いを持たれた時はひとつ弱点としてある。決勝の武蔵越生戦でも後半はセカンドボールを許し、押し込まれる場面もあった。

「やっぱり80分間やるとなるとさらにチームとしての意識であったり、運動量も上げていかないと全国ではそこが突かれてくるところだと思う。守備が固くないと良いサッカーはできない。今日は0で終われたんですけど、予選では3試合で1失点してしまった。それは本当に全国で命取りになると思うので、この1ヶ月取り組んでいきたいと思います」。

それでもこれで2年連続の全国に。今年はインターハイがなかった中で柴にとっても前回大会での活躍がJ3福島入りを切り開くことにも繋がった部分もある。「自分も去年すごく成長できたし、本当に濃い全国大会だった。全国に出たことで自分も進路を切り開けた部分もあるので、自分も3年生に支えられた分、後輩たちに残せるように頑張っていきたいと思います」と柴。残り1ヶ月半で守備のベースアップを図り、自身2度目の選手権に臨む。

石黒登(取材・文)