[少年団中央大会]決勝は中盤、FW、GKでプレー。優勝した新座片山を牽引した梶桜介「自分のプレーに自信を持てた」

新座片山FC梶桜介(6年)は少年団中央大会決勝でも中盤、FW、最後はGKと3つのポジションでプレーし勝利に貢献。梶原理監督も「欠かせない選手っていうのはもちろんなんですけど、攻守ともにチームの中で一番頑張ってくれる選手」と信頼を置くキーマンがチームを牽引した。
前半は中盤としてプレー。相手エースを警戒しつつ、ボールを運ばせないことを意識していたという。その中でも8分には中盤から持ち出してシュートを放つなど、前への姿勢も見せていた。
チームは後半4分に失点。ビハインドを背負う形となったが、「失点して苦しい状況ではあったんですけど、そのあとすぐ切り替えられたのでよかったと思います」。そして、途中からは最前線へ。縦に勝負してのチャンスメイクやシュートを決めることをイメージしながら好機を待つ。
すると新座片山は15分、小林大地(6年)のクロスに梶が迫力を持ってエリア内に入ると、これがオウンゴールを誘い同点。勢いに乗るとその3分後には縦勝負から左サイドを抜け出す。シュートはキーパーの好捕に防がれたが、「自分の持ち味は出せたと思います」とゴールに迫った。
勝負は延長戦でも決着がつかずPK戦へ。今度はゴールマウスに立つと「練習試合とかでもちょこちょこ止めていたので自信を持ってできた」。PK戦では大きく両手を広げたり、「自分をでかく見せる」ことを意識。164cmの身長以上に存在感を持って臨み、相手のキックミスを誘った。
また、味方のキッカーが失敗した際には「大丈夫って。自分が止めるからって言って切り替えさせました」。この1年の成長に「声かけ」や「自分がチームを盛り上げるところ」を挙げたようにプレー面だけでなく、精神面でもチームを支え、新座片山としても久しぶりのタイトル獲得に貢献。個人としてもロングスローや縦突破で多くのチャンスを作り、優秀選手入りを果たした。
昨年は1つ上の代でもプレーしながら早期敗退もあった中で「その悔しい気持ちを今日にぶつけられた」と梶。この1年は「自分のプレーに自信を持てた」と話す。4月からは強豪クラブチームに進む。「(中学年代でも)やっぱり自分がチームを勝たせられるように点を取ったり、チャンスを作っていきたい。そのためにも決めきるところで決めきりたいです」と意気込みを語った。
石黒登(取材・文)


