浦和西CB河合慶悟、後半は右SBで1アシスト! 昨年の選手権は怪我で応援団長「今年にかける想いはだいぶある」

怪我に泣いた悔しさをぶつける1年に――。浦和西DF河合慶悟(2年)は後半右サイドで積極的に攻撃に絡み、7分にはクロスからMF宇井琉翔(2年)のチーム4点目をアシストした。

対人の強さや声、リーダーシップを買われ、新チームではセンターバックを務めるが、昨年までは左サイドバック。南稜との支部3回戦もセンターバックでスタートした中で選手交代に伴い、前半途中から右サイドバックに移ったが、想定していたケースであり、問題はなかったという。

「(相手が)後ろを固めていたので、ショートパスで崩していけたらなっていう感じでやっていました」。後半はうまく人を使いながら、時には自らも積極果敢にオーバーラップしチャンスメイク。7分にチームの4点目をアシストすると、その後もスルーパスなどでチャンスを作った。

1年次からトップチームに絡んでいる河合だが、昨年は怪我に泣いた1年となった。徐々に調子を上げていた選手権予選前にふくらはぎを負傷し、メンバー外に。2年の冬は応援団長だった。

「出られなくて悔しかった。今年にかける想いはだいぶあります」。「今年の代はみんなもうすごいやる気がある。みんなで上を目指そうという感じでやっているので、選手権に行けたらなと思います」。悔しさを晴らす1年に。そのためにもまずは南部を獲り、県大会で上位進出を目指す。

石黒登(取材・文)