令和2年度新人体育大会準決勝 さいたま植竹 vs さいたま尾間木

ハーフタイムに「全員で戦う姿勢」を確認。後半は中島、松田の2トップがそろい踏み

令和2年度新人体育大会準々決勝。尾間木は後半一挙3得点を奪い、4-1で植竹を下した。

先制したのは尾間木だ。前半15分、FW中島輝羅のシュートのこぼれ球をFW松田康汰が決めた。しかし植竹も前半終了間際に同点に追いつく。28分、FW河原塚悠太を起点にMF金澤光遥と繋ぐと、FW大木成柘は冷静に切り返してディフェンスを外し、左足でネットに流し込んだ。

尾間木は攻め込みながらも1-1の折り返しに。「マンツーマンで当たる中で当たっていない、余裕のある選手のところでミスが出て失点に繋がっていた。そこはハーフタイムに檄を入れました」と髙橋淳監督。「11人全員が対人で勝つ」という意識を再確認すると後半は気持ち的にも充実。チームの売りのひとつである右サイドバックの白子莉久の攻め上がりも明らかに増えた。

すると後半5分、MF中村拓磨のスルーパスから松田がこの日2点目となるゴールで勝ち越し。20分過ぎに相手の猛攻を浴びたが、そこを凌ぐと30分にはMF川口誉斗が右サイドをえぐり、クロスを中島が決めた。さらに終了間際には波状攻撃からMF大石怜央が決めてダメを押した。

石黒登(取材・文)

試合結果

さいたま植竹 1-4 さいたま尾間木
1(前半)1
0(後半)3