戸塚フットボールクラブジュニア
トヅカ フットボールクラブ ジュニア
活動拠点 | 戸塚小学校(5、6年)、長蔵公園グランド(3、4年)、戸塚南小学校(1、2年)、戸塚中学校(3年生以上の夜練) |
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練習日 | 水曜日・木曜日(3年生以上):19時から20時半くらい。土日祝日:試合、練習の場合は3時間くらい |
HPアドレス | http://tozukafcjunior.web.fc2.com/ |
埼玉県川口市に拠点を置き、今年4月で創設40周年を迎える老舗少年団・戸塚フットボールクラブジュニア。
昨年の全日本少年サッカー大会埼玉予選では、江南南サッカー少年団や新座片山フォルティシモ少年団を抑えて初優勝を決め、全国の舞台でもベスト16に進出したのは記憶に新しいところです。
その快進撃は下級生にも大きな影響を与えたようで、「今まで江南南や新座片山といった強豪が行くと思っていたのが、“うちのお兄ちゃんたちも行くんだ!”というのは非常に刺激になった」と語るのは4年生を教える小俣貴教コーチ。いま子供たちは先輩たちのあとを追って、必死に練習しているといいます。
現在、年長から6年生まで、東川口を中心にさいたま市、越谷市などから110名ほどの子供たちが在籍。普段は戸塚小学校、長蔵公園グランドなどで活動しています。また、強豪チームの中には5、6年生になると固定の指導者がいる中で、戸塚FCは1年生から6年生まで同じコーチが担当しているそうです。
卒団生も活躍中で、大宮アルディージャでアンバサダーを務める塚本泰史さん、東京ヴェルディでプレーする安西幸輝選手は同少年団の出身。進路としては中体連やクラブチームに進む子供が多い中で、毎年Jの下部組織にも輩出しており、今年も大宮や柏レイソルといったチームに選手を送り出しています。
今回取材したのは4月から新5年生となる4年生チーム。指導をする上では技術の部分はもちろん、すべてにおいて基本的なことを大事にしているといいます。「(技術においては)ボールを止めて蹴るということには時間をかけている。試合で選択肢を多く持てるようにさせてあげたい」と小俣コーチ。
チームの基本はまずしっかりとしたディフェンスで、「粘り強く守って、1点でも取って勝つというのがスタイル」。最近ではお互いに要求し合う部分も出てきたそうで、試合中のケンカも始まったんだとか。「今まではおとなしい感じだったが、ようやく賑やかになってきて一体感が出てきた」といいます。
目指すは全国の舞台での先輩たち越え。チームの中心となる新6年生はもちろん、新5年生の活躍にも注目していきたいところです!
小俣コーチからメッセージ!
「良い仲間たちが揃っています。5年生になってチームを作り始めてからだとなかなか入りづらいと思うのでぜひ今のうちに!」
石黒登(取材・文)