宮原サッカースポーツ少年団

ミヤハラ サッカー スポーツショウネンダン

活動拠点吉野町公園、宮原小学校、泰平小学校
練習日月曜日(6年生)、木曜日(5年生)、金曜日(4年生、19時から21時)、土日祝日:10時半から12時(夏時間10時から12時)、14時から16時(グラウンドが押さえられれば)※希望者には土曜日17時から19時の夜練あり
HPアドレスhttp://www.msss.jp/index.html

1年から6年生、ガールズを入れると団員数は100人以上。昨年創設30周年を迎えた宮原サッカースポーツ少年団は、埼玉北部で最大規模の少年団です。

子供たちは地元・宮原を中心に上尾や越谷など広くから集まっているそう。普段は吉野町公園をメインに土曜、日曜日の2日、加えて4年生以上は平日週1回、2時間程度の夜練習といった形で活動を行なっています。試合では「みんなが関われるチーム」を合言葉に全員出場を徹底しており、サッカーは「上にいっても通用するよう」個人技を重視しているということです。

そんな宮原のテーマは『笑い』と『サンクスの気持ち』。

「大人との会話の受け答えでも、どこかで笑いを取ろうというような、そんな機転の利く子供に育ってくれれば」と4年生を指導する杉本司コーチ。団には『芸王』という称号があるそうで、合宿などで行われるイベントでは指導者も含め、全力で笑いを取りにいっているんだとか。練習の中にも笑いを入れ、コミュニケーションをとりながら指導にあたっているといいます。

また「サンクスの気持ち」に関しても、「サッカーをさせてもらっているご両親への感謝、対戦相手に対するリスペクトはもちろん、仲間に対してもなじるような行為をしたらその場でスクワットです。互いに励ましあいながらみんなで高まっていけるようなチーム、ガッツポーズよりも先に“ありがとう!”が出てくるようなチームを目指したい」と杉本コーチ。

ちなみに新チームの主将、副主将は、指導者が関与しないところでそれぞれ卒業する6年生の主将、副主将が決めて、卒団式でキャプテンマークとともに受け継ぐのが団の伝統。様々な物事に対する感謝の気持ちを学びながら、社会で必要なコミュニケーション能力や自主性も育てられる環境があり、ご父兄からも「子供が明るくなった」と評判をいただいているそうです。

「クラスの人気者になりたかったら宮原へ!」(杉本コーチ)。団では随時、ホームページや張り紙などで団員を募集中とのことです!

石黒登(取材・文)