狭山ヶ丘高等学校

サヤマガオカ コウトウガッコウ

活動拠点潮記念サッカー部専用グラウンド
練習日
HPアドレスhttp://fc-sayamaaoka.jimdo.com

関東大会予選では正智深谷高校に0-1で惜敗、全国高校総体サッカー大会予選では昌平高校にPK負け。狭山ヶ丘高校にとって、今年はベスト4が一つの鬼門となってきました。

昌平との高校総体予選・準々決勝は「リトリートしてコンパクトに守備をしながら、相手に攻め込ませた中でショートカウンターから得点を狙う」(西澤正仁監督)作戦が見事にはまり早々に先制に成功。しかし、前半終了間際にハンドによるPKから失点し同点とされると、後半、さらには延長戦でも決着はつかず勝負はPK戦へ。昌平が全員成功したのに対し、狭山ヶ丘は2人が失敗し、あと一歩のところで全国には手が届きませんでした。

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「うちは縦に早く強い選手が多いので、そこを最大限に活かすということをこの2大会ではやってきた。でもそれだけだと単発、単調的な攻撃が多くなってしまう。(高校総体予選後は)そこに対してしっかりと後ろでボールを動かしながら、相手が前にラインをとってきたら裏をとるということを落とし込んだ」と西澤監督。現在は「縦に一本だとか、裏へ早いだけというようなイメージではなくなってきている」といいます。

もちろん、ベスト4の原動力となった「力強さ」も健在で、サイズ感を活かしたセットプレーも選手権に向けバリエーションを増やしているそうです。この夏は、選手権準優勝校の国学院久我山や、高校総体に出場した東海大高輪台といった強豪相手に勝利。これまでの「上手くないけど、止められない。上手さを強さで消す」サッカーに、徹底してきたというサイド攻撃も加わり、相手にとってさらに手強いチームに進化を遂げました。

また、今年の3年生は、大学に進学してもサッカーを続ける選手が多いそうで、「そういった意味でも結果の出る年なのかな」と西澤監督。直前に迫った選手権予選(16日の2回戦から登場)に向けては先のことは考えずに、目の前の一戦一戦に照準を合わせていくとのことです。

関東大会予選、高校総体予選の悔しい経験から、自分たちに足りないところ、相手よりも勝っているところを冷静に見極め、さらに力強さを増した狭山ヶ丘。総体予選でも屈強な体躯を武器に活躍した小川大智、野村悠太(ともに3年)の強力2トップには今予選でも期待が集まります。今度こそベスト4の壁を突き破り、埼玉スタジアムで行われる決勝戦、そしてその先に歩を進めることはできるでしょうか。

石黒登(取材・文)

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