[新人戦]市立浦和は国際学院下し南部3位。離脱者が出た中での選手層のアップ、個々が成長しリーグ開幕、IH予選へ
令和7年度埼玉県高校サッカー新人大会南部支部予選の3位決定戦が2月1日に行われ、市立浦和はDF福谷泰正(2年)のヘディング弾で国際学院に1-0で勝利。3位で大会を終えた。

前日の準決勝から大きく構成を入れ替えた市立浦和は前半、ビルドアップの部分で相手に引っかけてロストする場面もあったが、後半はしっかりとボールを繋ぎながら相手を押し込んだ。
後半はほとんどの場面でボールロストせずにプレー。また、大野恭平監督も換えが効かない選手に挙げる左WBの中沢壮佑(2年)がスピードを生かしたドリブル突破で存在感を発揮した。
5分、中沢の右CKからファーサイドで福谷がヘディングで狙ったが、シュートは惜しくも枠を捉えきれず。18分には後半から出場のMF秋田大翔(1年)のパスに右シャドーの田畑慶多(2年)が抜け出し、切り返しから狙ったが、国際学院GK中野りき(1年)が好セーブを見せる。
それでも市立浦和は33分、クロスから左CKを獲得した中沢が蹴り込むと「後半1個セットプレーで触ったんですけど、外しちゃって。さすがに決めないとなと思っていた。ちょっとイン巻きで離れていたんですけど、頑張って首を振りました」という福谷が打点の高いヘディングで突き刺してゲット。これが決勝点となり、1-0で勝利した市立浦和が3位でフィニッシュした。
今大会は「本当にうまくハマって、すごく良いゲームができた」という準々決勝で埼玉栄に2-0で勝利したが、続く浦和西戦はチームの心臓MF宇都峻也(2年)が体調不良で欠場。さらに開始10分でMF海賀遥太(2年)が怪我で離脱するなど、ボランチ2枚を欠く展開。指揮官は「それでも勝たなきゃダメなんですけどね」としたが、なかなか流れを持っていけずに敗れた。
また、1年生ながら昨年の選手権予選にも出場したFC LAVIDA出身のDF大西純平も膝の故障で手術。昨年から出ているDF杉野舜(2年)も怪我を抱え、この日は13分の出場だった。
中沢は「チーム全体として、選手1人が欠けちゃうと負けるチームっていうのは強豪とは言えない。選手層の厚さだったりもこれから必要なのかなっていうのもあるし、いま出ているメンバーもビルドアップの面で簡単に失ってしまうこととか、繋げる場面で前に蹴って相手ボールになっちゃったりっていうのもあるので、そこは成長させてインターハイに臨んでいきたいです」と意気込み。個々がレベルアップしながら、4月の県リーグ開幕、インターハイ予選を迎える。
石黒登(取材・文)
試合結果
市立浦和 1-0 国際学院
0(前半)0
1(後半 )0


