[新人戦]大宮東は後半に2得点で秀明英光に勝利。公式戦の経験値を積み重ねながら上位進出を目指す
令和7年度埼玉県高校サッカー新人大会南部支部予選の2回戦が18日に行われ、大宮東と秀明英光の一戦は2-0で大宮東が勝利を収めた。大宮東は24日の3回戦では伊奈学園と激突する。

大宮東は昨年が3年生主体のチームだったこともあり、下級生は公式戦の経験値が少ない代。加えて新年一発目だったこともあり、森田克也監督も「めちゃくちゃ固かったですね」と振り返る。
秀明英光は山崎勇輝、久保諒真(ともに2年)を中心とした4バックに加え、両SHが下がってブロックを形勢。ボランチに入ったDF松田月虎(2年)主将も守備意識を高くプレーした。
大宮東は前半9分、エリアに抜けたFW大西光(1年)のシュートがクロスバーを強襲。23分にはゴールキックから大西がフリックし、FW後藤廉(2年)がゴールに迫る。37分にはMF坪内健汰(1年)が決定機を迎えたが、秀明英光は松田がカバーに入り、ゴールは割らせなかった。
大宮東は相手コートで進めながらも、最後の部分で堅守を崩しきることができずに苦戦。得点を取ることができなかったが、「ハーフタイムで攻め方とかやることを徹底することを話した」(佐藤輝翼主将)。「大きく入る」プレーやロングスローやコーナーキックなどのセットプレー、また外を警戒してくる相手に対し1つ早いタイミングでクロスを上げることを徹底してプレーする。
その中で後半12分、「相手のミスを狙っていた」という大西がバックパスに反応。ボールを奪取すると、キーパーを交わし、右足でゴールに流し込んだ。葛飾中時代は東部トレセンにも選ばれた新鋭は、柔らかいタッチから相手を抜くドリブルが武器で森田監督も「後々は大宮東の中枢に」と期待する選手。「もっとドリブルだったり、得点も決められると思います」と次戦を見据えた。
さらに18分にはDF遠藤悠也(2年)のロングスローからDF高田悠斗(2年)がバックヘッドで流し込んで追加点とした。終盤も坪内がゴールに迫るなど攻め続け、2-0で勝利を飾った。
今大会は1つずつ勝ちながら経験値を積み重ねていくことはもちろんだが、「自分たちが目指してるのは全国大会だったり上のところ。まずは支部で優勝していくっていうところで、去年の子たちが残してくれたチーム戦術みたいなのもあるので、そういう意味でもチームとしての完成度は新人戦にしては割とあるかなと思う。次の伊奈学園戦が多分この山の1番の山場になるかなと思うので、そこを勝って、少しでも上に行けるようにしていきたいなと思ってます」(監督)。
「今年の代は言われたことを徹底することに長けていると思う。そこから自分たちで考えて応用したり、オリジナルを出して、チームの戦術と個人の考えっていうのを融合していけば良いチームになるかなと思います」(佐藤輝)というチームは公式戦の経験値を積みながら勝ち上がる。
石黒登(取材・文)
試合結果
大宮東 2-0 秀明英光
0(前半)0
2(後半 )0


