[越谷南ロータリー杯]千間台中が9連覇で新チーム最初のタイトル! 大袋中を逆転で下す

越谷南ロータリーカップ(2025越谷市・八潮市中学生U14サッカー選手権大会)の決勝が24日、しらこばと運動公園で行われ、越谷千間台中が4-2で越谷大袋中を下し、9連覇を飾った。

同大会は新人戦のプレ大会的位置づけで毎年行われている大会で、今年も越谷市、八潮市の中学校18チームが参加。一次、二次リーグを経て、23、24日には決勝トーナメントが行われた。

決勝は8連覇中の越谷千間台中と、初の決勝に臨んだ越谷大袋中のカードとなった。最初にゴールネットを揺らしたのは大袋中で前半25分、カウンターに抜け出したFW堀越惺那(2年)がエリア内で倒されてペナルティキックを獲得。これを自ら左下隅に決めてスコアを動かした。

先に失点した千間台中だったが、「昨日、今日とやってきて、ボールを丁寧に動かそうっていう意図は、子供たちとして意識してやっているっていうのは前半から見て取れた」と山﨑勉監督。後半はMF関康佑(1年)を使いつつ、攻撃の起点を作ることを意識。前線では県トレにも選ばれる10番FW坂本アルフレッド、MF坂本アルノルド(ともに2年)の兄弟が存在感を放った。

その中で千間台中は4分、アルノルドの右CKから兄のアルフレッドが打点の高いヘディングで合わせて同点弾。10分にはアルノルドが左サイドからドリブルで仕掛けて逆転ゴールを奪う。

18分にはDF中嶋奏斗(2年)の左CKに中央に飛び込んだMF吉本大地(2年)がヘディングで沈めてリードを2点と広げた。最前線では指揮官も「ポテンシャルはある」と話すアルフレッドが強さとスピードを発揮。22分には再びアルノルドのCKからアルフレッドが頭で沈めた。

大袋中は29分、10番MF鈴木蒼梧(2年)が右足のFKを直接突き刺して1点を返したが、最後まで攻め続けた千間台中が4-2で逆転勝ちを収め、2017年からの連勝を「9」に伸ばした。

夏の県学校総体では3回戦で聖望学園中と対戦。0-1で敗れたが、新人戦覇者を相手に堂々の戦いを繰り広げた。新チームは昨年の経験者である坂本兄弟やDF渡部大翔(2年)が引っ張る。

山崎監督は「埼玉県は本当に良いチームが多い。さいたま市だけに限らず、私立中学も含めて、上位のところで拮抗しているチームがたくさんあるので、まずはその中に入って、そこでほかにはないような特色を出したい」。昨年はOBの御武内龍吾が選手権予選で浦和学院高の決勝進出に貢献したが、特色を出した中で高校年代や上のステージで活躍できる選手の育成も掲げる。

1年次からトップに関わるアルフレッドは「県トレセンだったり、一個上だったり二個上で培ったものを、今年から自分たちが主軸になってやっていくので、それに関しては自分がこのチームの中でもっと発揮して、もっと見てもらえる存在になって優勝したいです」と意気込みを語った。

石黒登(取材・文)

試合結果

越谷千間台中 4-2 越谷大袋中
0(前半)1
4(後半)1