[さいたま市冬季大会]南浦和中が3発快勝で決勝進出!エース関塚が1G2A、森が2G
令和6年度さいたま市冬季大会の準決勝がRHF駒場で8日に行われ、新人戦準Vの南浦和中が3-0で日進中に勝利した。9日の決勝では大谷場中を延長の末に下した尾間木中と対戦する。
「前半に3点取れたので、良い流れで試合終了まで運べたと思います」。南浦和中FW関塚遼(2年)主将は準々決勝・春野中戦でも4発。結果にこだわる10番エースがこの試合でも輝いた。
「やっぱり自分は縦に行って、左足で中に上げたり、シュートを打ったり、自分の特徴をどんどん出せた試合だったかなと思います」。前半から縦への仕掛けやえぐるドリブルでゴールに迫ると、先制点も関塚の仕掛けから。21分、エリア左手前でボールを受けた関塚が縦にひとつ仕掛け左足シュート。これは惜しくもポストに当たったが、こぼれ球をFW森大樹(2年)が詰めた。
26分にはDF井上泰一(2年)のロングスローをエリア内で収めると「ボールを受ける前から反転してシュートを打とうと思っていた。思い通りトラップできた」と鋭く翻り、左足で今大会個人6得点目。さらにその1分後にはMF沼尻瑛太(1年)を起点とした攻撃で関塚が左サイドを縦に仕掛け、マイナスのクロス。これを森が冷静にトラップで1人剥がし、右足でゲットした。
日進中は前半、FW朝香多央(2年)が抜け出し決定的な場面を迎えたが、ここは南浦和中GK今平瑛太(2年)が立ち塞がり、こぼれ球はDF町田祥崇(2年)がクリア。20分には日進中FW杉本柚樹(2年)がフリーキックから直接狙おうと試みたが、あとひとつ落ち切らなかった。
石黒登(取材・文)
試合結果
南浦和中 3-0 日進中
3(前半)0
0(後半)0