「第46回関東U-12サッカー大会埼玉県大会」最終日が26日に行われ、準決勝で大宮アルディージャU12と江南南サッカー少年団が対戦。互いに譲らぬ一戦はPK戦の末、大宮が勝利した。

０－０で折り返すと、後半は決定機の応酬となった。江南南は５分、石崎昭瑛（６年）が決定的なシュートを放つが、大宮GK新村和史（６年）が好守。逆に大宮は９分、主将の宮内琥太郎（６年）の展開から左サイドの宇根那津（６年）がカットインから狙った一発がクロスバーをかすめた。その後も15分に大宮、19分に江南南がゴールに迫るが、決めきることが出来ない。

延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦へ。両軍２人目まで成功させた３本目、先行の大宮は宇根が決めると、その裏、守護神の新村がしっかりと読み切ってセーブし、激戦を制した。

伊東真吾監督は「江南さんがすごく強いし、パワーもあるというのは想定していたんですけど、その想定を上回る迫力で来られたので、大丈夫かなと思って見ていたんですけど、子供たちがそこであまり臆せずに戦えていたし、特に１対１の場面で簡単に抜かれてしまうということがなかったので、そういう部分ですごく粘り強く戦ってくれたかなと」と選手たちを讃えていた。

石黒登（取材・文）

試合結果

江南南サッカー少年団　０（２ＰＫ３）０　大宮アルディージャU12
０（前半）０
０（後半）０
０（延前）０
０（延後）０
２（ＰＫ）３