立教新座がグラウンドを人工芝化「この環境に見合ったチームに」 インターハイ予選での躍進目指す

立教新座中学校・高等学校は校内のサッカーグラウンドを2019年3月より全面人工芝にリニューアル改修。9日、その竣工式典とこけら落としとして武南高校との練習試合が行われた。

昨年は関東予選準優勝で55年ぶり、現校名では初となる本大会に進出。インターハイ予選でもベスト4に入るなど、大きな1年を迎えた立教新座のグラウンドが全面人工芝に一新された。

今回新たに敷設された人工芝は日本サッカー協会(JFA)や国際サッカー連盟(FIFA)に品質を認められたもの。敷地面積は9138.2平方メートルで、ピッチサイズはJFAの主催する大会で原則として使われる105×68メートルとなっている。また、埋め込み式のコーナーフラッグやベンチには幅広のシェルター(庇)を設置。昨年12月から工事が開始し、今年3月に完成した。

この日は礼拝形式の式典の後、前田和伸監督の母校である武南とトレーニングマッチを実施。前半21分にDF清水昭希のスルーパスからFW中野渡礼旺が冷静に左足で決めて先制したが、直後に同点とされると、後半にセットプレーから決められ、1ー2で悔しい逆転負けとなった。

こけら落としを終え、前田監督は「本当にこれから。まだこの環境に見合った選手たちではないと思っている。言い訳なしで、質も高めていかないといけない」とレベルアップを誓った。

ディフェンスリーダーの清水昭は「先輩たちの結果がひとつのきっかけになってグラウンドを作る動きが始まったので、そのことを胸に刻みながら、しっかりと今年も成績を残していかなければいけない」とOBほか、様々な人の想いで完成したグラウンドでのプレーに改めて気持ちを引き締め、主将のDF小堀慶和は「パススピードを速くして、もっと楽にポゼッションして、自分たちが支配するようなサッカーをできるようできれば」と今後に向けた課題を語った。

1月の新人戦支部予選では3回戦で敗れ、昨年準Vの関東予選出場を逃したが、「その間にしっかりとチーム力を高めて、良い状態でインターハイに挑みたい」と清水。このグラウンドに見合ったチームになるために。新たな環境で練習に励み、初夏の総体予選での躍進を目指す。

石黒登(取材・文)

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