関東１部V明治大にU-18日本代表DF小澤、稲垣ら、埼玉を代表する豪華バックラインが揃う

現時点（３月10日）で公式に発表されている大学進学予定選手は下記のプレーヤーたちだ。

昨季関東大学リーグ１部優勝の明治大には、U-18日本代表DF稲垣篤志（浦和レッズユース）、DF小澤晴樹（大宮アルディージャU18）の２人に加え、大宮U15出身で青森山田高の主将を務めたDF多久島良紀、GK涌井寿大（大宮アルディージャU18）と埼玉を代表する実力派のバックラインが揃った。また、昌平高でインターハイ３位、プリンス関東１部優勝などにも貢献したMF佐藤海空斗、FW前澤拓城（大宮アルディージャU18）といった選手たちが進学する。

昨季は13人のJリーガーを輩出し、全日本大学サッカー選手権（インカレ）を制した“プロ予備軍”桐蔭横浜大には、DF武村圭悟（昌平高）、MF井上隼汰（新座スカイファイターズ→Forza’02→明星学園高）が、強豪・法政大には、DF櫻井稜（大宮アルディージャU15→鹿島学園高）、MF根津元輝（１FC川越水上公園→前橋育英高）と共に県外の強豪校で大きく飛躍した２人が進む。

昨季関東１部８位で今シーズンもトップリーグを戦う拓殖大には、西武台高の10番を背負った MF和田力也、GK野呂七星（東松山ペレーニアFC→FC東京U-15むさし→FC東京U-18）、MF栗原耕平（EC JOGADOR→静岡学園高）、MF堀川直人（坂戸ディプロマッツ→前橋育英高）、MF佐々木小太朗（昌平高）、FW岡本岳（浦和レッズユース）が進学予定となっている。

２部からの１年での復帰を期す駒沢大には、西武台高DF川口太誠、武南高MF櫻井敬太が、同じく１部復帰を目指す順天堂大には、さいたま原山中出身で強豪・矢板中央高でもレギュラーポジションを掴んだMF田邉海斗、選手権でもゴールを決めたDF佐藤由空（成立ゼブラFC→成立学園高）、MF松本愛己（越谷サンシンSSS→FC東京U-15深川→FC東京U-18）が入部する。

関東２部・産業能率大には、レジスタFC出身で昨夏帝京のインターハイ準優勝にも貢献したMF押川優希、MF大當泰生（浦和レッズジュニアユース→前橋育英高）、MF新城愛斗（浦和レッズジュニアユース→浦和レッズユース）、FW高田蒼太（大宮アルディージャU15→湘南ベルマーレU-18）が、同じく関東２部・青山学院大には、共に前橋育英高の主軸を担ったDF井上駿也真（坂戸ディプロマッツ）とDF齋藤駿（浦和レッズジュニアユース）、ロングスローでも注目を集めたDF木村匠汰（クマガヤSC→矢板中央高）、狭山ヶ丘高初の選手権予選８強入りに導いたGK滝駿太、DF堀伸乃心（浦和レッズジュニアユース→SC相模原U-18）、MF田原遥（GRANDE FC U-12→FCヴィエンタス→藤枝明誠高）が進学。全国高校選手権得点王のFW山本颯太（坂戸ディプロマッツ→前橋育英高）は関東３部・神奈川大への入部が発表されている。

また、関東大学リーグ以外の選択肢を選んだ選手たちもいる。ともに浦和レッズ下部組織育ちのMF萩元雅樹、MF桐山龍人、八潮市出身で日体大柏高では初出場の選手権で８強入り、大会優秀選手にも選ばれたMF相原大翔、同じく８強のMF向井俊貴（大宮アルディージャU15→佐野日大高）は北信越大学サッカーリーグの強豪でインカレ準Vの新潟医療福祉大へ、昨季県リーグを制した昌平Ⅱを牽引したMF田尻匡平は関西学生リーグ１部復帰の桃山学院大へ、MF茂木碧生（浦和レッズジュニアユース→前橋育英高）も同１部の関西福祉大でサッカーを続ける。

石黒登（取材・文）

選手たちの進路 高校→大学(3/10時点）