大宮西カリオカフットボールクラブ

オオミヤニシ カリオカ フットボールクラブ

活動拠点カリオカFC専用グラウンド、県立大宮武蔵野高校、さいたま市宝来運動公園
練習日平日2日:小学生17時ー18時半、中学生18時ー20時、19時ー21時、土日祝日:練習、遠征
HPアドレスhttp://www.sportsite.jp/sc/carioka/index.html

ポルトガル語でリオデジャネイロ周辺のサッカー小僧のことを指す「カリオカ」。地域から数多くの“サッカー小僧”を輩出するべく、さいたま市西区で唯一キッズからジュニアユースまで長期的な一貫指導を行なっているクラブ、それが大宮西カリオカフットボールクラブです。

現在ジュニアAチーム担当を務める金子利雄代表は高校サッカー指導者の出身。茨城県の日立第一高校、境高校、埼玉県の花咲徳栄高校と勤め上げ、これまで津田琢磨(ヴァンフォーレ甲府)、黒津勝(ガイナーレ鳥取)、金久保彩(ヴァンラーレ八戸)など、15人以上のJリーガーを育成。また花咲徳栄時代には高校サッカー発展のために関東強化リーグの創設に尽力しました。

1994年にカリオカFC前身クラブの立ち上げに参画。現在の名称となった2002年に代表に就任し、高校を退職した10年ほど前からは本格的に小中年代の指導に携わっているそう。「高校指導を長くしてきたが、小学校4、5、6年の3年間はかなり重要。この3年間で何を見つけるかによっては、中学校以降でどう花が開くかの大きな鍵になってくる」と金子代表はいいます。

金子利雄代表

そんなカリオカの一番の武器はパスサッカー。子供たちは代表所有の人工芝のグラウンドで、四角パスやゲーム形式の練習で日々パスの技術を磨いています。そしてそれに加えて行なっているというのが守備ブロックの形成です。なかなかジュニア年代では守備にスポットを置いて指導するクラブが多くない中で、同クラブでは小学4年生からそういった練習をしているのだとか。

「子供だからといって攻めだけ教えていると、今度は守ったところからつながっていかない。ある程度ブロックを作っておけば、奪ったところから攻撃の良い絵を描いていける」(金子代表)。スムーズな攻撃につなげるためにも、早いうちからブロックの大切さを教えているそうです。

最後に子供たちにどのように育ってほしいか尋ねると「子供たちにはぜひ高校サッカーを経験してほしい」と金子代表。「自分は高校サッカーの指導を35年やってきたが、小中学校の面白さを10とすると高校サッカーは30。それくらい魅力がある。だから高校年代でもサッカーを続けてほしい。それがカリオカの子供たちに望むこと」と、熱い想いを語ってくれました。

地域から出た“カリオカ”たちが高校サッカーで活躍する。その最前線を見てきた指導者のもと、子供たちは日々成長しています!

石黒登(取材・文)

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