昌平が日章学園を3発撃破! 津久井主将が守備で存在感、篠田が途中出場から2得点に絡む
「NEW BALANCE CUP 2022 IN TOKINOSUMIKA」準決勝(6日/時之栖裾野A)。ラウンド8でプレミアリーグ所属の市立船橋に3発快勝した昌平は、日章学園(宮﨑)を3-0で下した。
昌平は前半1分、右SB田中瞭生(1年)のゴールで先制。その1分後にはMF上野旭陽(2年)が、9分には左SB武村圭悟(2年)の放ったシュートがわずかに上に外れる。また、系列のFC LAVIDA所属で大会3ゴールのFW鄭志錫(中3)が前線からチェイスしてチャンスを作った。
一方、日章学園も今年は全中で青森山田中を破り連覇を達成した有力代。中盤以降は差し込まれるシーンが増えたが、ここで存在感を放ったのがDF津久井圭祐(2年)だ。昨年からの主力で、今年は主将も務めるCBは終始安定した守備を披露。チームは市立船橋戦でDF石川穂高(1年)が負傷離脱していたが、背番号4は相方の不在を感じさせないパフォーマンスを見せていた。
後半もMF土谷飛雅(1年)を起点に鄭や上野が攻め続ける。21分にはMF篠田翼(2年)、FW小田晄平(1年)がピッチへ。すると篠田&小田コンビは投入直後からチャンスを作り出す。これはオフサイドに終わったが、篠田の積極性がチームに前向きのエネルギーをもたらすと30分、篠田がエリア左を仕掛け、上野の折り返しをMF長準喜(1年)がダイレクトで沈めた。さらに終了間際には小田のパスから前線に走り込んだ篠田が流し込み3-0とし、勝負を決めた。
石黒登(取材・文)
試合結果
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昌平 3-0 日章学園
1(前半)0
2(後半)0