学校総合体育大会 中学校サッカーの部 土合 vs 勝瀬

学校総合体育大会中学校サッカーの部は7月28日に準決勝の2試合を開催。第1試合は新人戦覇者の土合中学校と勝瀬中学校が対戦。試合は勝瀬が早々に先制点を奪ったものの、土合が前半のうちに追いつくと後半に2点を加えて3ー1の逆転勝利で決勝行きを決めた。

序盤の攻防の中で先行したのは勝瀬だった。前半10分、土合の守備が甘くなったところをDF岸翔太がドリブルからシュート。これがネットに収まり、勝瀬が先制に成功した。

いきなりビハインドを背負った土合は勝瀬のハイラインに苦戦を強いられる。「前の試合を見ても守備が高い位置を取ってきていたので、そこをどうにか突きたいという話はしていた。2列目から斜めに越すようなボール、またはワンツー、ドリブル突破というところに仕掛けるポイントを置いたが、ラインの浅さにだいぶ攻めあぐねた」と土合・佐藤太是監督。

それでも20分過ぎからは徐々にチャンスを作り、前半のうちにスコアをタイに戻してみせた。前半27分、コーナーキックからの二次攻撃でMF西城亜雄生にボールが渡ると「オフサイドだと思った」というが審判の判定はオンサイド。すぐにシュート体勢に入ると「正直結構感覚的な部分。練習からイメージを持ってやっていたのがああいう形になった」。右足から放たれたシュートは綺麗な軌道を描いてキーパーの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

「前半はリズムを作れない中でボランチがリズムを作らないとダメだと思った。いつもより積極的に打とうとした」という西城のゴールで1ー1のタイで試合を折り返した。

後半は再び勝ち越しを狙う勝瀬が猛攻を仕掛ける。10分過ぎには左からのクロスにFW米山暉人ひとりかわしてシュートを打つもこれはキーパーの正面に。思わず頭を抱えた。

すると直後に試合を動かしたのは土合。後半13分、MF瀧島颯樹が中盤でボールを持つと、「自分に来れば絶対に点が取れると思っていた」というFW岡田滉士がすぐさまそれを呼び込む。岡田はそのまま右サイドでドリブルを開始。キーパーと1対1になると、一度ファーに揺さぶってから「狙いというよりもいままでやってきた気持ちで押し込んだ」。

今大会では相手のマークにつかれるなど、準々決勝・本太中学校戦での1ゴールに終わっていた岡田。もちろんこれは本人の満足する数字ではない。「自分の仕事は点を取ること。それが10番で、それがエース。自分にはエースの自覚がある。今日は絶対に逆転ゴールは俺が取るという気持ちでいました」。気持ちを見せた土合のエースNo.10が試合をひっくり返した。

なんとか同点としたい勝瀬は後半28分に米山との連携からDF富川豪が決定的なシュートを放ったが、土合GK澤田遥斗が指先で弾き出してゴールを死守。逆に土合はアディショナルタイムに前半途中から投入されたFW長森雄大が監督の期待に応えるゴールを決めて勝負あり。3ー1の逆転勝利で土合が決勝進出を決めるとともに、関東大会出場をその手に手繰り寄せた。

試合結果

土合中学校 3-1 勝瀬中学校

1(前半)1
2(後半)0