第7回 浦和トレセン交流大会

1日、さいたま市南部少年サッカー指導者協議会主催で浦和トレセン交流大会が行われた。決勝は大宮アルディージャJrとFC浦和が対戦。後半に2点を奪った大宮アルディージャJrが予選から全4試合零封と強さを見せて、雨天中止となった第5回大会を挟んで3連覇を飾った。

2011年に初回を開催した大会も今回で第7回。サッカーどころ「浦和」のネットワークを活かして毎年他地域からも強豪を招待して行われており、今年も東西南北の浦和地区トレセンチーム、FC浦和に加えて、大宮アルディージャJr、浦和レッズJr、横浜F・マリノスプライマリーらJ下部チームや三菱養和SCJrといったクラブチームなど、計12チームが熱戦を繰り広げた。

当日は時折雨脚が強くなるなど生憎の天候となったが、昨年から使用されている荒川総合運動公園の良芝のおかげで影響はほとんどなし。試合中は水しぶきが上がることもなく、むしろボールが転がりやすいぐらいで、涼しい環境の中、各チームが好パフォーマンスを披露した。

大会は12チームをAからDの4グループに分けて1次リーグを行い、各組の同順位同士がその後の順位トーナメントを戦う仕組み。総当たり戦の結果1位リーグには昨年度王者で予選でも11得点無失点とさすがの貫禄を見せた大宮アルディージャ(Bブロック)、バディーSC(Aブロック)、FC浦和(Cブロック)、横浜F・マリノス(Dブロック)が勝ち上がった。

準決勝はバディーSC対FC浦和、大宮アルディージャ対横浜F・マリノスの組み合わせに。

ピッチAで行われた前者は前半2分にバディーSCが先制。FC浦和は1点ビハインドで折り返したが、後半開始から一気に反撃に出た。2分のシュートはサイドネットを強襲、直後にはクロスバー直撃のフリーキックを放つなど連続してチャンスを作ると、3分に同点ゴールを奪ってゲームを振り出しに戻す。勢いに乗るFC浦和はその後のPK戦も4ー3で制した。

同時刻に隣のピッチBでスタートしたJ下部同士の対戦もスコアレスのままPK戦に。互いの意地と意地がぶつかり合ったPK合戦は、キッカーが一巡しても勝敗が決まらず。その行方は2順目に突入したが、最後は昨年覇者が気持ちを見せて11-10で競り勝った。この結果ファイナルは3連覇を狙う大宮アルディージャと大会初制覇を目指すFC浦和のカードに決まった。

15時40分にキックオフとなった決勝戦。序盤は大宮アルディージャが攻勢に出るも、FC浦和もしっかり守ってカウンターから好機をうかがっていく。前半11分にはFC浦和、直後の13分には大宮と終盤には両チームともに決定機を迎えたが、ゴールーキーパーの好守やポストに阻まれ得点には至らず。互いにあと一歩と迫りながらも前半はスコアレスに終わった。

ゲームが動いたのは後半6分。良い入りを見せた大宮アルディージャが一瞬の隙をついて先制。さらにその4分後には相手のセットプレーのセカンドボールを素早くカウンターにつなげて2ー0とし一気に突き放した。対するFC浦和は13分にフリーキックのチャンスを得るもボールは惜しくもゴール右に。その後も攻める姿勢を見せたが、予選から3試合連続完封の大宮守備陣も最後まで集中力を切らさず。2ー0で勝利した大宮アルディージャJrが2014年の第4回、2016年の第6回に続く(2015年の第5回は雨天中止)、大会3連覇を達成した。

石黒登(取材・文)

最終結果

優勝:大宮アルディージャJr
準優勝:FC浦和
3位:バディーSC、横浜F・マリノスプライマリー

優秀選手

石川颯(大宮アルディージャ)
鈴木義仁(大宮アルディージャ)
内田朝陽(バディーSC)
森田智哉(バディーSC)
永原圭太(三菱養和SCJr)
桶谷航介(三菱養和SCJr)
前川翔馬(浦和レッズJr)
長準喜(浦和レッズJr)
市村健(柏レイソルA.A. TOR’82)
高野陸(柏レイソルA.A. TOR’82)
平田翔之介(横浜F・マリノスプライマリー)
福井大次郎(横浜F・マリノスプライマリー)
太田隼剛(柏レイソルU-12)
伊藤旭(柏レイソルU-12)
治部田元太(FC浦和)
林陸斗(FC浦和)
稲村斗我(浦和西トレセン)
日向統覇(浦和西トレセン)
大河内陽友(浦和南トレセン)
樋口慶(浦和南トレセン)
鳥羽瀬琉貴(浦和東トレセン)
西形一翔(浦和東トレセン)
本住翔梧(浦和北トレセン)
城戸心太(浦和北トレセン)

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