浦和レッズレディースJYは準優勝。細かい部分の質を上げて「驚異的な攻撃ができるチームに」/全日本U-15女子サッカー選手権大会

「JFA第25回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝が28日に味の素フィールド西が丘で行われ、前年女王の浦和レッズレディースジュニアユース(関東第2代表)はスコアレスからのPK戦の末にJFAアカデミー福島(東海第1代表/静岡県)に破れ、準優勝に終わった。

最後の部分で仕留めきることができなかった。百武江梨監督は「自分たちがボールを握っている時に最後シュートまでなかなか行くことができなかった。相手の守備も固かった」と悔やんだ。

後半も猛攻を仕掛けたが、最後まで相手を崩しきるには至らず。「サッカーの質のところが足りなかった。パス&コントロールやサポート、いろいろな細かい部分の質をこれからまたもっと上げていきたい」。その上で「驚異的な攻撃ができるチームになっていきたいと思います」とした。

今年の3年生は全員がユースに昇格予定だという。「より大人のサッカーに近づいていく中で今日味わったこの悔しさを絶対に忘れないで、次のステージでぜひ活躍してほしい」と指揮官。この経験をいかに前向きなエネルギーに昇華させていくか、それが成長に繋がっていくはずだ。

石黒登(取材・文)

試合結果

浦和レッズレディースJY 0(3PK5)0 JFAアカデミー福島
0(前半)0
0(後半)0
0(延前)0
0(延後)0
3(PK)5