第30回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 準決勝 アレグレ vs クマガヤ
クマガヤが逆転で決勝へ。荻野監督「勝ちにこだわったウチらしい戦いを見せてくれた」
序盤からクマガヤの時間が続いた中で先制したのはアレグレ。粘り強く守ると前半32分、右SB中島悠介のクロス性のシュートがそのままネットに突き刺さり、スコアが動いた。
クマガヤはなかなかアレグレの堅守を敗れずにいたが、後半6分に中西凰貴が右足のシュートでネットを揺らすと27分には小池卓磨が決めて逆転に成功。さらにクマガヤは終盤にアピッチ大翔、武井康裕にもゴールが生まれるなど、4-1と逆転で決勝進出を決めた。
クマガヤも今大会はチャンスの少ない選手たちでエントリー。「その中で選手たちみんながチャンスを得ようと、勝ちにこだわったうちらしい戦いを見せてくれた。良い時間に同点にできて、うちらしい攻撃もできていたので心配はしていなかった」と荻野浩監督はいう。“チャンスを掴んでやるんだ!”という選手個々の持つハングリーさ、そして連綿として受け継がれるどんな試合であろうと常に勝利を目指すチームスピリットが逆転勝利に繋がった。
石黒登(取材・文)
試合結果
アレグレ 1-4 クマガヤ
1(前半)0
0(後半)4