第30回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 準決勝 GRANDE vs LAVIDA
「難しいゲーム」も勝ちきって決勝へ。決勝点の中村公亮や松本レイが全国のメンバー掴む
なかなか均衡を破れなかった中でLAVIDAは後半26分、DF篠崎涼一のクロスのこぼれをFW中村公亮が決めて先制。その後も攻め込んだが、GRANDEも集中した守備を見せたこともあり追加点は奪えず。勝利はしたものの、関隆倫コーチは「難しいゲームになってしまった」とした。
「相手コートにスムーズに入れるイメージがあれば、もうちょっと相手コートでできたかなというのはある。相手がどういう守備をしてきているのか、そこのところをもう少し感じて、スムーズに相手コートに入ってゲームをやりたかったかなというのは全体的に見ていてあります。自分たちの良さをもう少しどんどん出せるように、決勝はちょっと楽しみにしています」。
また、LAVIDAは今大会、普段なかなか関東リーグでは出場機会のない選手たちでエントリー。「その中でモチベーション高くゲームに迎えている。ひとつひとつを良い経験として成長していって、全国大会にひとりでも多く出てもらいたい」と関コーチ。そういった中でゴールを奪った中村やサイドから迫力のある突破を見せていたMF松本レイ、GK白根翼、DF坂本航大、DF鈴木翔、MF久野大翔、MF佐々木康城といった選手たちが全国大会のメンバー入りを果たした。
石黒登(取材・文)
試合結果
GRANDE 0-1 LAVIDA
0(前半)0
0(後半)1