[新人戦]初戦から6枚変更の武南、浦和東を終始圧倒し7発快勝! FW岩澤柾吾がハットトリック

令和7年度埼玉県高校サッカー新人大会準々決勝が11日に行われ、2大会ぶりの優勝を狙う武南は7-0で浦和東に快勝した。武南は14日の準決勝で、昨年決勝を戦った西武台と対戦する。

武南は大勝発進となった1回戦の春日部戦からメンバーを6枚変更。GKに金昶銖(2年)、左SBには八百川尚輝(2年)が入り、総入れ替えとなった前線は2列目左からMF渡辺悠(2年)、MF田中楓真(2年)、MF鞭馬小太朗(2年)、1トップにはFW岩澤柾吾(2年)が構えた。

内野慎一郎監督も「固定とかはしてないですけど、今日の前半のメンバーはこれから主軸になってくるんじゃないかなと思います」と話す武南が終始浦和東を圧倒し、ベスト4進出を決めた。

武南はこの日もU-17日本高校選抜候補MF小山一絆(2年)主将が長短のパスや運び出しで牽引。5バック気味に守る相手に対し、スペースへのランニングやスプリントを増やすことを共通認識としながら、岩澤が収めたボールに対し、渡辺や鞭馬などが動き出して相手を翻弄した。

12分には中盤で小山が相手の矢印を折って、ゴール前にロングパス。渡辺が左足で流し込んでこの日も早い時間に先制した。16分には渡辺のアシストから岩澤が流し込んで加点。17分には田中のパスを預かった小山が右足の長距離砲で奪った。24分には渡辺が相手キーパーのビルドアップを引っかけてラストパス。これを岩澤が丁寧に流し込んで、前半だけで4得点を奪った。

浦和東は相手の攻撃に対応しきれず苦戦。後半は3バックから4バックに変更し、やることをはっきりとした上で攻撃を目指す。3分には右クロスからMF小林将也(2年)がゴールを狙う。

それでも後半も武南が終始ペースを握り、22分にはゴール前で細かく繋ぎ、途中出場のMF星海玖空(2年)のパスを受けた小山がドリブルでエリア内に潜り込んでチーム5点目をゲット。26分には前線で抜け出した岩澤が切り返しから左足で流し込んでハットトリックを達成した。

岩澤は今冬優勝した「NEW BALANCE CUP 2026 IN TOKINOSUMIKA」でも7試合で6得点を叩き出したストライカー。「毎試合ゴールを決める選手でいたい」と話し、「点を取れるFWが一番いいんで、やっぱりどんどん結果を残していきたいです」とゴールへの意欲を燃やした。

30分には後半再三潜るプレーを見せていた田中がエリア内に侵入。右足で流し込んで7点目としゴールショーを締めた。内野監督は「スピード感とかもあるので、そこで勝負を決められてしまうことはあるんですけども、その中でのコミュニケーションだったり、グループ戦術だったりはもっと高めていかなきゃいけないですし、ゴール前の精度はもっと高めていきたい」とした。

準決勝の相手は西武台に決定。ここ2年は決勝で対戦し、昨年は1-5で敗れた因縁の相手だ。昨年も出場していた小山は「絶対に去年のリベンジをして優勝までいきたい」と雪辱を誓った。

石黒登(取材・文)

試合結果

浦和東 0-7 武南
0(前半)4
0(後半 )3