[新人戦]南部5決は埼玉栄が制し、関東予選切符を獲得!主将2年目のDF櫻井が決勝点
令和6年度埼玉県高校サッカー新人大会の支部予選会の準決勝&順位決定戦が1日に行われ、南部の5位決定戦は埼玉栄が後半の3発で浦和北を4-1と振り切り、関東予選進出を決めた。
埼玉栄は前半18分、ゴール前の混戦を10番のFW伊藤潤(2年)が決めてスコアを動かした。
一方、先制された浦和北もすぐさま反撃。23分、FW瀬川祐樹(2年)がドリブルで持ち出し右サイドに展開。MF千葉礼人(2年)が細かいタッチのドリブルから切り返し左足で突き刺した。
埼玉栄は33分、MF片桐盛(2年)が決定的な場面を迎えたが、浦和北はGK白石啓太(2年)が至近距離のシュートを弾き出すファインプレー。一方、浦和北も瀬川が前戦で起点となり、千葉がドリブル突破で翻弄。37分には千葉のエリア右からの直接FKがクロスバーを直撃した。
それでも埼玉栄は後半9分、MF小板橋洋太(2年)の右CKをファーサイドで片桐がヘディングで折り返すと、混戦のこぼれ球を主将2年目のDF櫻井悠琉(2年)が左足ダイレクトで打ち抜いて勝ち越し。さらにその1分後には、片桐がゴールネットを揺らして一気に突き放した。
19分には片桐がこの日2点目。終盤も個の強さを見せた伊藤や途中出場のMF山本楓真(2年)らがゴールに迫った埼玉栄が4-1で勝利し、4月に行われる関東予選への出場権を獲得した。
石黒登(取材・文)
試合結果
浦和北 1-4 埼玉栄
1(前半)1
0(後半)3