4強進出の成立学園、今年も中核担う「ゼブラ」の選手たち。MF関根伶央は豊富な運動量でチームの核に【イギョラ杯】
イギョラ杯では予選リーグを2勝1分の無敗で勝ち上がり、1位トーナメント進出を決めた成立学園。今年もその中核を担うのは下部組織である埼玉県1部所属・成立ゼブラの選手たちだ。
3位決定戦ではMF関根伶央、MF坂尾一汰、MF大崎日向、MF山崎夏樹、FW萩原大世といった選手がスタメン出場した。特にアンカーに入った関根は大会を通じて豊富な運動量で獅子奮迅のプレー。「このシリーズでは関根がもうガンガン相手を潰して、スペースを埋めて、攻撃になったら飛び出していって、この子の運動量というのは攻守ともにうちの核になってくれたなと思います」と森岡幸太コーチ。また、大崎、萩原、坂尾は予選リーグでゴールも記録した。
2001年に設立して今年で20年を迎えた成立ゼブラ。選手たちは高校チームも使う鷲宮のグラウンドで汗を流す。毎年各学年13、4人の選手が上がってくるそうで、森岡コーチは「年々柱となってやってくれるようになってきている。6年計画でやっているので、そうやってその子たちがやってくれるのは大きい」とした。今年も成立学園の中核を担うゼブラの選手たちに注目だ。
石黒登(取材・文)