千葉決勝で埼玉出身4人が激突 市立船橋が3年ぶりの選手権へ【フォトギャラリー付】

11月30日に全国高校サッカー選手権・千葉県予選の決勝(柏の葉公園総合競技場)が行われ、市立船橋が流通経済大柏を3−2で振り切り、3年ぶり22回目の全国選手権出場を決めた。

この試合には市立船橋MF町田雄亮(クマガヤSC)、MF森英希(1FC川越水上公園)、流通経済大柏DF藤井海和、DF清宮優希と4人の埼玉プレーヤーたちが出場。試合は森の2ゴールを含む3点を奪った市立船橋が流通経済大柏を3−2で交わして、全国大会出場切符を掴んだ。

市立船橋


MF町田雄亮(3年)
2度の怪我を乗り越えた主将は、豊富な運動量と球際の強さを発揮してセカンドを回収し「粘り強い市船」を体現した。


MF森英希(3年)
殊勲の2ゴール。前半12分にゴール前で粘って先制弾を奪うと、後半は「高校の公式戦では初」だというヘッドで決めた。

流通経済大柏


DF藤井海和(2年)
リーグ戦は主にボランチを務めた中で、今大会はCBとしてプレー。決勝でも身体を張った守備を見せたが、3失点に泣いた。


DF清宮優希(2年)
後半16分から左SBとして途中出場。果敢なオーバーラップで仕掛けたほか、終盤はポジションを上げてゴールに迫った。

石黒登(取材・文)

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