昌平から今年度２人目のプロ内定！世代屈指のドリブラー、MF長璃喜がJ１川崎Fへ「一つひとつ結果で示し、応援していただける選手に」

2025.12.15
text 石黒登
カテゴリ: ニュース

川崎フロンターレは15日、昌平MF長璃喜の2026年シーズン加入が内定したことを発表した。

埼玉県春日部市出身の長は、系列のFC LAVIDA時代から盟友のMF山口豪太（湘南ベルマーレ内定）とともに注目を集めたドリブラー。個の打開力に優れるアタッカーで、細かなタッチと切れのあるドリブルで守備網を突破し、ゴール前では状況判断に優れたプレー選択を見せる。

さらに、試合の大事な場面で決定力を発揮できる勝負強さも併せ持っており、１年次の全国高校選手権では途中出場ながら１回戦から３試合連蔵ゴールをマークし、ベスト８進出に貢献。昨年のインターハイでは決勝で２ゴール１アシストを記録し、チームの夏の日本一に導いている。

今年は選手権予選前に左足首を負傷するアクシデントもあったが、決勝では終了間際にハーフウエーライン付近からドリブルで独走し、劇的な形での決勝ゴールで２大会ぶりの冬の全国大会進出を果たしている。世代屈指のドリブラーは進路が注目された中で川崎入りが決まった。

長は「プロのステージでプレーできることを光栄に思っています。また、家族や指導者の皆さん、チームメイトなど今まで関わっていただいた多くの方々の支えがあったからこそ、今の自分があると感謝しています。自分の持ち味であるドリブルを武器に、川崎フロンターレの一員として少しでも力になれるよう頑張っていきます。謙虚な姿勢を忘れず、一つひとつ結果で示し、応援していただける選手になれるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

昌平は今年度、山口に続き、２人目のプロ内定。また、２度目の全国選手権出場を決めている女子サッカー部からもFW松井美優がWEリーグ・マイナビ仙台レディース入りを決めている。