選手権決勝Tの組み合わせが決定!昌平は準々決勝から、西武台は3回戦からの登場。前年覇者の正智深谷は初戦で川越東と激突

第104回全校高校サッカー選手権埼玉県決勝トーナメント(10月12、19、25、11月1・2、9、16日)の開会式・公開抽選会が22日、埼玉スタジアムで行われ、組み合わせが決まった。

開会式には1次予選を勝ち抜いた26校に、全国高校総体県予選のベスト8チームとSリーグ参加チーム14校を加えた48校が参加。開会式の後には各チーム主将によるドローが行われた。

プレミアリーグEAST所属で総体予選優勝の昌平は準々決勝から、プリンスリーグ関東2部所属で同準優勝の西武台は3回戦からの登場。関東予選優勝でS1リーグでも現在首位を走る成徳深谷、昨年大会準優勝の浦和学院、武南、浦和南、聖望学園、川口市立は2回戦が初戦となる。

前年覇者の正智深谷は1回戦からの登場で、初戦は川越東と対戦する。また、1回戦から現S2リーグ2位の埼玉栄vs.同3位の狭山ヶ丘と、昇格も争うS2勢同士の注目カードも決定した。

選手宣誓を行った昌平DF伊藤隆寛(3年)主将は「まずは初戦の準々決勝から。油断は全然しないですけど、去年みたいなこともある。もう少し期間があるので、プレミアリーグだったり、インターハイの反省っていうのをしっかり生かして、隙のないチームで自分たちの初戦に臨んで、絶対に全国に出場したいと思います」と昨年の8強敗退も踏まえ、まずは初戦に集中する。

石黒登(取材・文)

2次予選進出チーム(48校)
●高校総体県予選ベスト8チーム(8校)
(昌平、西武台、浦和南、成徳深谷、川口市立、武南、聖望学園、浦和学院)
●Sリーグ参加チーム(14校)
(武蔵越生、正智深谷、細田学園、埼玉栄、狭山ヶ丘、市立浦和、浦和東、立教新座、埼玉平成、西武文理、花咲徳栄、本庄東、朝霞西、早大本庄)
●1次予選各ブロック代表チーム(26校)
(伊奈学園、国際学院、三郷北、越谷西、叡明、川口青陵、大宮南、朝霞、本庄第一、春日部、浦和西、慶應志木、浦和北、川越東、熊谷西、草加東、川越、蕨、大宮東、久喜北陽、春日部東、城西大川越、大宮工業、浦和、不動岡、坂戸)