成年男子、13年以来の国体本戦出場が決定!MF須崎が劇的同点弾、GK本山が2戦連続のPK阻止と途中出場の2人が仕事「チーム一丸の勝利」

苦しみながらも2013年以来となる“本国”へ。第77回国民体育大会 関東ブロック大会成年男子の部代表決定戦が21日に行われ、埼玉は2戦連続となったPK戦を制し、本大会出場を決めた。

千葉と対戦した埼玉は前半14分に先制を許す苦しい立ち上がり。その後も終始押し込まれるなど苦しんだが、それでも最少点差で終盤を迎えると、後半ATのラストプレー、FKの跳ね返りを途中出場のMF須崎光将(アヴェントゥーラ川口)が決める劇的な展開で同点に追いつく。

PK戦では1回戦の神奈川戦でも2本をストップしたGK本山航大(アヴェントゥーラ川口)がピッチへ。本山は前戦に引き続き4本目を阻止、埼玉は5人全員が決めて5-3で勝利した。

埼玉は5人の交代枠をすべて使い切り、交代で入った須崎が同点弾、本山が2戦連続のPKストップを決めるなど采配が的中。筒井剛毅監督は「監督をやっていて、1年に1度あるかないか、劇的な試合でした。これは選手・スタッフ、チーム一丸の勝利でした」と興奮気味に語った。

試合結果

千葉成年男子 1(3PK5)1 埼玉成年男子
1(前半)0
0(後半)1
3(PK)5