埼玉県3rdチャレンジリーグ2020 Cリーグ 浦和学院 vs 浦和東

平日の放課後、埼玉スタジアム第4グラウンドで行われた浦和学院と浦和東の浦和対決は、ベンチメンバーを含めて白熱した一戦となった。

試合開始3分、クロスボールが直接入るラッキーなゴールもあったが立ち上がりは浦和学院ペース。中盤にテクニカルな選手をそろえた浦和学院は左右に揺さぶりをかけながら、10番鏑木大和が前半10分に追加点。

これで火がついたのは浦和東。奪ったボールを縦に速い攻撃を繰り返し、徐々にリズムを掴む。右サイドを再三攻略した浦和東は、11番五十嵐竜翔がヘディングで、7番中村 光騎がクロスボールを合わせ追加点を挙げて、前半は2-2で終了。

後半はセットプレー等から再三決定的な場面を作った浦和東だったが、最後に試合を制したのは浦和学院だった。

10番鏑木が後半20分に中央で左足を振り抜き、この日2得点目となるファインゴールを挙げ、中盤でも数多くボールに絡みリズムを作った鏑木大和がこの日のマン・オブ・ザ・マッチで間違いないだろう。

2週間後に控えた選手権最終予選に向け、チーム全体で非常にまとまりを感じ、選手層の厚さを改めて感じさせた両校の戦いが楽しみだ。

リベロ伊藤(取材・文)

試合結果

浦和学院 3-2 浦和東
2(前半)2
1(後半)0