守備でリズム作り、「一番うまい」10番が先制弾! 埼玉平成が初の関東大会でも持ち味発揮し初戦突破

令和5年度 第66回 関東高校サッカー大会が27日に東京都内で開幕。各都県2位によって争われるBグループに臨む埼玉平成は帝京第三(山梨)に2-1で勝利し、2回戦進出を決めた。

埼玉平成は先月行われた関東大会予選で同校初の県決勝に進出。決勝では武南に延長戦の末に敗れたが、存在感を放った。初の関東大会でも自分たちの持ち味を発揮し、初戦突破を果たした。

立ち上がりは相手に押し込まれる時間もあったが、今年のチームの特徴のひとつである守備を見せる。この日も清水聖那(3年)主将、落合楓(2年)のCBコンビはチャレンジ&カバーを徹底し粘り強い対応。アンカーの三木響介(3年)が中盤で強さを見せてボールを刈り取った。

守備でリズムを作ると、徐々にボールを繋いで敵陣に攻め込むシーンを増やす。すると23分だ。三島伸也コーチや仲間たちも「チームで一番うまい」と声を揃える10番のMF大久保夢牙(3年)が左サイドから右足を振り抜くと、これが逆サイドネットに吸い込まれ先制点となった。

その後も三木がボールカットからの攻撃参加やフィードで存在感を見せ、大久保やMF佐藤快琉(2年)がワンタッチパスを交えながら“らしい”アタックで相手ゴールへ。後半7分には右SBの小島陽夢(2年)のグラウンダーのクロスが相手DFのオウンゴールを誘い、点差を広げた。

中盤以降もGK岡田大夢(2年)が相手の抜け出しやハイボールに対して安定感のあるプレーを見せ、落合がクロスをヘディングで跳ね返す。終盤に1点を奪われたが、そのまま逃げ切り2-1でタイムアップの笛。初の上位大会でも自分たちのサッカーを発揮し、見事勝利に繋げた。

石黒登(取材・文)

試合結果

埼玉平成 2-1 帝京第三
1(前半)0
1(後半)0