[新人戦]浦和西DF栗原由翔、南部支部Vに導く決勝ゴール。「詰め」を意識しセットプレーから大会3得点

得点を重ねていた左WBが支部決勝でも決めた。浦和西はスコアレスで迎えた後半7分、左CKからの展開からこぼれ球にDF栗原由翔(2年)が足を伸ばして奪い、これが決勝点となった。

「一度自分を越えたんですけど、ファーで誰かいたと思ったので、折り返してくれることを信じて中で待って、詰めたっていう感じです」。ショートコーナーからMF末岡芽生(2年)のクロスが頭上を越えたが、折り返しに対して準備し、こぼれ球を右足裏でプッシュする形で奪った。

今大会は3回戦の蕨戦、準決勝の市立浦和戦に続き、セットプレーから3得点を記録。「こぼれ球とかで相手も結構油断していると思うので、キーパーが急に弾いた時とかは結構狙ってます」。

昨年の選手権予選・越谷西戦では、後半途中から出場した中で、延長後半終了間際にロングスローをヘディングで決めて決勝点を奪取。今支部予選でもゴールを重ねる中で自信をつけてきている。「みんなにはなんかラッキーボーイって言われていて。ゴールはぶっちゃけ運なんですけど、結構いつもボールが来て決めているので、実力って言いたいですね(笑)」と笑顔を見せた。

セットプレーの感覚に加え、足の速さ、裏抜けも強み。「シャドーが落ちたタイミングで相手が攣られる。その裏のスペースに走って、ドリブルとかクロスで中に行くことを意識してます」。今大会はそこからの得点やアシストはなかったが、裏に走る中で相手にプレッシャーをかけ、横に蹴り出させて、チームとして強みとするロングスローなどを獲得するプレーはできたと話す。

「(県大会では)ベスト4を掲げているので、まずは初戦を勝ちきっていきたいと思います」。まずは守備を中心にプレーしながら「やっぱり強い相手にはセットプレーがチャンスになると思うので、そこでしっかりと取り切っていきたい」と自信をつけるセットプレーからゴールを狙う。

石黒登(取材・文)