[新人戦]立教新座DF戸谷栄心、浦和JY出身右WBが狭山ヶ丘戦で2ゴール!「勝利に導かせられるリーダーに」

今年はキャプテンとしてチームを勝たせる。立教新座の右WB戸谷栄心(2年)主将は支部3回戦の狭山ヶ丘戦で先制ゴールとなったPK弾を含む2得点を奪い、チームの勝利に貢献した。

昨年狭山ヶ丘には同支部予選、リーグ戦で対戦し3敗。「新人戦と前期のリーグは実際に出てピッチで負けを経験しているのでその悔しさは誰よりも感じていたし、この1週間の中では伝えていたので、絶対負けたくないっていう気持ちを表わそうと意識を持ちながらプレーしました」。

強い想いを持って試合に臨むと前半12分、味方が獲得したペナルティキックを左隅に突き刺して先制ゴール。さらに2-0で迎えた34分には右サイドをオーバーラップしMF高橋柚雲(2年)のパスを受けると「ファーストタッチも自分的に良い形で収められたので、あそこはもうシュートっていう選択肢しかなかった」。右足を強振し、ネットに突き刺して2ゴール目を奪った。

攻撃面で貢献した中で、守備では前半の終盤や後半でマッチアップの部分で何度か交わされかけたことやうまく1対1で対峙できなかったことを反省。「少し落ち着きが欠けて、普段のプレーができなかった。ゴールに関してはいつもと違うプレーができましたけど、いつも通りやっているプレーっていうのが出せなかった。そこは次以降しっかり準備して出していけたら」とした。

群馬県出身の戸谷はファナティコスを経て、中学年代は浦和レッズジュニアユースでプレー。CBやボランチとして関東リーグでは全試合にスタメンした実力者だ。高校は「勉強も頑張りたい」と立教新座に進学。1年次からポジションを掴むなど、経験値を積み、今年は主将も務める。

一方で一昨年、昨年はチームとしてなかなか結果が出ず苦しい1年に。「やっぱり全員、毎週毎週悔しい想いをしながら取り組んでいましたし、選手権は聖望さん相手に0-4という残酷な結果だったり、インターハイも川口市立さんに1-2とか、新人戦も狭山ヶ丘に0-4っていう、何もできずに終わってしまったので、今年は自分が引っ張って、今日はゴールっていう結果に結びついたんですけど、やっぱり勝利に導かせられるようなリーダーになっていきたい」と語る。

「自分は大学でもやりたいっていう意識があるので、そこでも通用するような選手になっていきたいと思います」。まずは個の能力を伸ばしながら、ストロングポイントの守備やこの日のようなゴールやスプリントを増やしていって「いろいろなところで活躍できる選手になりたい」。

また、「今年はスーパーな選手がいない中で、全員が1人1人ハードワークしていかないと勝利は掴み取れないっていうのは監督に日頃から言われている。やっぱり走るところ、ハードワークっていうのはまだまだ足りないですけど、自分がそういうのを見せていって、うまくはないですけど、そういうところをプレーで示していきたいなと思っていますし、それをうまく伝染してやっていければなと思います」。前田和伸監督も「彼がどうなっていくかが今年1年は大きいんじゃないかなと思います」というキーマンが個としても成長しながら、チームに良い影響を与える。

石黒登(取材・文)