今年の４月に熊本の高校サッカー部の暴力問題に端を発し、子どもたちがスポーツをする環境に対して様々な論調が飛び交っている。同様にビジネス界でも様々なハラスメント問題が散見されており、「人との関わり方」に起因した問題がそこかしこで発生しているのが昨今の日本の現状である。

また、コロナ時代を経験した私達はより一層「人との繋がり方」や「人との関わり方」について考えさせられることが増えたのではないだろうか?

特にデジタルネイティブの「Z世代」について、多くの指導者や親御様が「自分自身との感覚や考え方の違い」に気づいているが、どのように対応したら良いのかがわからないという声も多く耳にする。

では一体どうすればよいのか。そんな悩みを解決する一つの糸口が「心理的安全性」である。心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことであり、「人との関わり方」の基礎となる部分であり、結果として個人もチームもパフォーマンスを上げることが実現可能なのだ。

本セミナーでは、海外と日本、そして様々な視点からアプローチをされてきた有識者の方々を登壇者としてお招きし、「心理的安全性と個人・組織のパフォーマンス向上」をテーマとしたパネルディスカッションを実施するプログラムとなっており、「人(選手や子ども)との関わり方」にもやもやを抱えている方必見のイベントである。また、「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」の著者であり、ドイツサッカー協会A級ライセンスを取得されているサッカー指導者中野吉之伴さんの基調講演も予定している。

対象は、Z世代に関わる全ての方々で、子育て中の親御さんや指導者、現役のアスリート、教員、ビジネスパーソンも対象で、より幅広い方に子どもや選手との関わり方のヒントとなるエッセンスが詰まった必見のイベントである。

◆開催概要
詳細はこちら
https://iniasuevent.peatix.com/

日時：7月31日（日）18:30?20:30 ※開場18:15

場所：さいたま市 浦和コミュニティセンター　第13集会室
JR「浦和」駅東口徒歩3分「浦和PARCO」9階

参加費：現地オフライン参加3,000円・オンライン参加2,000円

登壇者：
◆中野　吉之伴
秋田県出身のサッカー指導者、ジャーナリスト。ドイツサッカー協会公認A級ライセンス取得。
＊著書
「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」 2017年11月13日、ナツメ社　他多数
＊取材記事
「初心者コーチはまず何を学べばいいか」ドイツで指導歴21年の中野吉之伴に訊いた。
＊コミュニティーHP
中野吉之伴フッスバルラボ

◆稲田　仁
元女子ラグビー日本代表ヘッドコーチ。一般社団法人日本スポーツコーチング協会理事。
＊取材記事
東京五輪あと１年　ラグビー女子７人制・稲田仁ＨＣインタビュー「最後に選手と一緒に喜びたい」
＊団体HP
一般社団法人日本スポーツコーチング協会

◆柘植　陽一郎
スポーツメンタルコーチ、一般社団法人フィールド・フロー代表 専門はメンタル、コミュニケーション、チームビルディング。
＊著書
「成長のための答えは、選手の中にある―選手のポテンシャルを100％引き出すスポーツメンタルコーチング」　2018年3月　洋水社
「最強の選手・チームを育てる　スポーツメンタルコーチング」　2015年2月　洋泉社
＊過去記事
海外で活躍できる選手と、そうでない選手の「決定的なメンタルの違い」
＊団体HP
一般社団法人フィールド・フロー

◆國正　光
株式会社iniasu　代表
実業団野球を経験後、株式会社リクルートで法人営業と人事を経験。未就学児・学童低学年向けスポーツクラブ立ち上げや中高生向けのキャリア教育授業にも登壇。
＊企業HP
株式会社iniasu

◆境　修
株式会社iniasuチーフテクニカルアドバイザー
コーチ・エィ マスターコーチ、フィールド・フロー認定コーチ、日本スポーツコーチング協会認定アドバイザーアンドコーチ、日本アンガーマネジメント認定ファシリテーター、原田メソッド認定パートナー、国家資格キャリアコンサルタントなどの資格を保有し、iniasuのコーチングプログラムの監修を努めながら、ビジネスパーソン・アスリート・指導者向けにコーチングを提供している。

主催：株式会社iniasu(https://iniasucoaching.studio.site/)

協力：
一般社団法人フィールド・フロー(https://field-flow.com/)

一般社団法人日本スポーツコーチング協会(https://sportscoaching.jp/)