正智深谷高全国8強メンバー、MF新井晴樹がJFL枚方からC大阪に期限付き移籍。学生時代も振り返り「あの時があるからこそ」
セレッソ大阪は2日、JFLのティアモ枚方からMF新井晴樹が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は7月1日から2022年1月31日まで。背番号は「37」をつける。
新井は正智深谷高3年時に全国高校選手権に出場。8強入りに貢献した。卒業後は国士舘大に進学し、今季からJFL枚方でプレーしていたが、約半年でJ1クラブにステップアップとなった。
新井はC大阪を通じ、「数々の日本代表選手を輩出し、タイトルを獲得しているセレッソ大阪でプレーできることに感謝し、自分の武器のスピードを活かしてゴール、アシストでチームの勝利、タイトル獲得に貢献します。セレッソ大阪のファン、サポーターの皆様の前で、1日でも早くスタジアムでプレーしている姿を見てもらえる日を楽しみにしております」とコメントしている。
また、枚方の方からもコメントを発表。「ティアモでは約半年間という自分にとってはとても短い期間でしたが、たった半年間という期間でもティアモに入れたことでJリーガーとしてプロサッカー選手への道が開けるほど、サッカー選手としても人間としても成長することが出来たと感じております。
今回、自分がセレッソ大阪でプレーすることができるのも、自分のサッカー経験の中で多くの素晴らしい指導者の方に出会えたからだと思っていますし、特に正智深谷高校、国士舘大学の指導者の方には時には厳しさもありましたが、あの時があるからこそ、ティアモでプレーすることが出来ましたし、こうしてセレッソ大阪というクラブに移籍することが出来たと感じております。
そして、ティアモでは仕事をしながらサッカー選手として活動をしておりました。勤務先である株式会社 匠建枚方の皆様には、自分がサッカーに集中できるような環境を用意していただいたり、社会人生活が初めての自分にとって社会人スキルを教えていただくなど、本当に多くの面でサポートをしていただきました。皆様の支えや理解がなければ、自分は今回Jリーグの舞台へ挑戦することは出來なかったと思っております。
ティアモ枚方のサポーターの皆様には新型コロナウィルスの影響もあり、ホームゲームでは2試合しか自分のプレーを見ていただく機会はなかったため、本当は皆様の前でもっと自分のプレーを見ていただきたかったのですが、セレッソ大阪で活躍することで皆様に恩返しが出来ればと考えております。
一度は諦めかけた「Jリーガー」という道ですが、今回ティアモに入団して、チームの仲間を含む、多くの方のサポートのお陰でJリーガーになることが出來ました。新天地でもさらに成長し、このクラブで示してきたように、ピッチで勝利のために戦う姿を見せたいと思います」としている。
新井晴樹(あらい はるき)
■生年月日
1998年4月12日
■出身地
埼玉県
■身長/体重
168cm/65Kg
■ポジション
MF
■背番号
37
■経歴
FCアウル→正智深谷高校→国士舘大学→FCティアモ枚方