埼玉栄中高出身、佐藤建也がフットサル日本一に! 今季はF2リーグ得点王も経験
埼玉出身プレーヤーから嬉しい知らせが届いた。「JFA第26回全日本フットサル選手権大会」決勝が7日に行われ、佐藤建也の所属するトルエーラ柏(F2リーグ/千葉県)が5-1でフウガドールすみだ(F1リーグ/東京都)を下し、2部所属チームでは史上初となる日本一に輝いた。
佐藤は中高と埼玉栄でプレー。中3時には全国中学サッカー大会でチームのベスト8入りにも貢献した。当時を知る滝井友和監督は「フィジカルはないが、足下のテクニックが非常に高く、トップ下、中盤の真ん中でゲームを作れる選手でした」と中学時代の佐藤について話してくれた。
その後は平成国際大でプレーし、卒業後はフットサルの道へ。トルエーラ柏には2020シーズンから加入。今季は10得点を挙げてF2リーグの得点王も獲得し、チームも全勝で2部を制した。
今大会では準々決勝でF1王者の名古屋オーシャンズ(愛知県)を下すと、準決勝のバサジィ大分(F1リーグ/大分県)戦では佐藤もゴールを決めるなど6-5で接戦を制し決勝に進んだ。
決勝は12年ぶり2度目の日本一を目指すフウガドールすみだとの対戦に。試合は柏が先制するも、すみだが終了間際に追いつき延長戦へ。そんな中42分、佐藤が挙げたゴールが決勝点となった。佐藤は49分にも追加点。チームもさらに2点を重ね、5-1でアップセットを演じた。
石黒登(取材・文)