GRANDE FOOTBALL CLUB
グランデ フットボールクラブ
活動拠点 | さいたま市付近のグラウンド |
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練習日 | 火曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日19:00〜21:00 |
HPアドレス | http://www.grande-fc.net/ |
U-13、U-15がともに関東リーグに名を連ねるなど、埼玉ジュニアサッカーシーンをリードするグランデ フットボールクラブ(以下グランデFC)。卒業生も今年のインターハイ出場を決めた広島代表・瀬戸内高校、静岡代表・静岡学園、東京代表・東海大高輪台といった強豪校で活躍中です。
もともと小学生の普及と育成を目的に、2002年にサッカースクールとしてスタートした同クラブ。2006年にジュニアユース、3年前からはジュニアチームの活動が始まりました。また、スクール部門も中にも選手コースを取り入れるなど、多岐にわたって子供たちのサッカーライフを支えています。
そんなグランデFCの活動理念は、サッカー選手を育てるのはもちろん、『いい人間を育てる』こと。「サッカー選手である前に一人の人間として自立したり、成長して社会に貢献できる人間を育てたい」(坂口照幸代表)という同クラブでは、進路については自分で決めさせるようにしているそうです。
また、早くから「考える能力」を身につけさせるというのも、同クラブの特徴のひとつ。小学校4年生くらいまでに関してはポジションを決めず、コートの中では自分たちで考えで行動させているとか。
「小さい時からディフェンスをやっていた子は、守ることがサッカーだと覚えてしまう。でも、現代サッカーでは守備も攻撃をしないといけないし、攻撃も守備をしないといけない。オフェンスに関して言えば、ポジションどうこうより、どうやったら点を獲れるかが重要です。今は少年サッカーでもポゼッションとビルドアップのサッカーが主流になってきていますが、〝何のために開くのか〟〝何のために落ちてくるのか〟を理解しないで、言われたからやっているという子が多い。その〝何のために〟の部分を重要視しています。すべてはゴールのため。そこに対するひらめきや想像力を養ってほしい」。
最後にクラブ運営への想いは——
「結果だけでなく、指導面、設備・環境など、すべてにおいて日本一のクラブを目指したい。それと同時に海外で活躍する選手を育てたいですね。そういった選手を多く育てることで、日本代表が強くなっていくと思う」。
ここから海外で活躍する日本人選手が誕生する日もそう遠くないかもしれません。
(取材・文:石黒登)