[4種新人戦]決勝でビッグセーブ連発!レジスタGK坂井渚がRB大宮も完封し無失点V

レジスタFCは決勝でRB大宮を延長の末に下し、まずは県内一冠。終盤までスコアレスでもつれたゲームで守護神の坂井渚(5年)がMOM級の活躍を見せ、チームを無失点優勝に導いた。

試合は立ち上がりから互いに球際の激しい攻防を繰り広げる拮抗した展開。RB大宮は前線の推進力を生かして何度もレジスタゴールへ迫ったが、そのたびに立ちはだかったのが坂井だった。

特に後半の連続セーブは試合の流れを大きく左右した。14分、相手のシュートに鋭く反応。「蹴った瞬間、直感で身体が勝手に動いた」と振り返るプレーでボールに飛びつくと、指先に触れてコースを変え、クロスバーへ弾いて失点を回避した。さらに19分には1対1の場面。前に詰めながら身体に当ててシュートを止め、そのままボールをキャッチしてチームのピンチを救った。

「ボールをよく見ていて。普段から1対1の練習をよくやっているので、それが繋がったと思います」。また、相手の強力FWを抑えるため、縦関係の守備陣と声を掛け合いながら対応。「とにかくゴールに入れさせないことを考えていました」と振り返る。ビッグセーブを連発して無失点で抑えきった守護神は「自分にとって自信がついた試合だと思います」と手応えを口にした。

目標とするキーパーは元日本代表の川口能活。「1対1とか、PKとかも反応がすごくて、そういうところに心を打たれました」。アジアカップやW杯予選の動画を見てキーパーを志したという。

今季の目標はもちろん全国での活躍だ。「全国大会に行って無失点で勝ちたい。チームを勝利に導けるキーパーになりたいです」。今大会は全試合完封で優勝に貢献。中城勉監督も「すごく責任感のある選手」と話すキーパーは、無失点にこだわりながらチームを勝たせる存在を目指す。

石黒登(取材・文)