五十嵐陵が圧巻のハットトリック、レジスタが6年ぶりの日本一に輝く!
「JFA第45回全日本U-12サッカー選手権大会」決勝が29日、鹿児島県の白波スタジアムで行われ、レジスタFCが鹿島アントラーズ(茨城県)を3-0で下し、6年ぶりの日本一に輝いた。
決勝は奇しくも6年前と同一カードとなった。その中でレジスタは前半11分、山﨑佑太(6年)のシュートのこぼれを五十嵐陵(6年)主将が詰めて先制。五十嵐は後半1分にもゴール。そして17分にはトラップからダイレクトでループシュートを決めて、ハットトリックを達成した。
また、守ってはGK伊藤陽登(6年)が恐れずに前に出るスタイルで鹿島攻撃陣を零封した。
6年前は先日トップチーム昇格が発表された大宮アルディージャU-18のFW山崎倫、2年連続の選手権出場を果たした堀越を動かすMF宇田川瑛琉とDF宇田川侑潤の双子の兄弟、昌平のキャプテンを務めたDF篠田大輝、FC東京U-18の守護神・彼島優らを擁し、優勝を飾った。
その先輩たちに憧れ、自分たちもあの舞台で日本一を、と強い気持ちを持って入団してきた代が、レジスタに6年ぶり2度目のタイトルをもたらした。
石黒登(文)