決勝に進むのはどこか? 全国高校サッカー選手権大会 埼玉県予選準決勝プレビュー

11月10日
〇NACK5スタジアム

11:35 kick off  西武台 vs 国際学院

重荷を下ろした王者 vs 初の決勝を目指す個性派軍団

今季トーナメントでの戦績はないものの、リーグ戦では西武台が圧倒している。国際学院としては今回も守る展開が多くなりそうで、DF穴見やGK持田を中心にまず0でしのぐことが勝ち筋。その上でうまく撃ち合いの展開に持って行くことができれば勝機はある。しっかり守ってMF佐野ら「個性」のある前線に繋げたい。一方で西武台はエースFW谷が大会直前に骨折で離脱した中でCFに入った西岡が初戦となった3回戦の浦和西戦、準々決勝の西武文理戦と2戦連続ゴール中とその穴を埋める活躍を見せる。これで今季はじめに掲げたベスト8をすべての大会で突破。守屋監督は「ベスト4のところからはちょっと思いきってプレーできれば」と話しており、準決勝ではひとつ重荷を下ろしたイレブンの伸びやかなプレーを見ることができそうだ。

13:35 kick off  昌平 vs 聖望学園

攻撃を志向する両チーム。中盤の攻防戦が鍵に

攻撃的なスタイルを好む両チームの一戦は中盤での攻防戦が鍵を握りそうだ。昌平は準々決勝で正智深谷を5−0で撃破。今年のひとつの特徴である「個」に加え、グループでの崩しでも相手を蹂躙した。エースFW小見は3戦7発と好調。中盤では夏以降存在感を増しているMF鎌田が正確なキックでタクトを握る。ここから良いボールが入れば、再び一方的な展開となることも十分ありえる。一方、ボールを持たれる展開が増えそうな聖望学園はアンカーを務める石川がポイント。守備での貢献度の高いキャプテンとディフェンスラインでしっかりと守り、準々決勝の細田戦のような大きな展開からFW塚田、FW森田といった「個」の打開力でゴールに迫りたい。スコアが動かないことはなかなか考えづらく、80分、100分での決着となりそうだ。

石黒登(文)

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