第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は23日に準決勝が行われ、FC LAVIDA(関東①)がガンバ大阪ジュニアユース(関西①)を3-2で下し、日本一に王手をかけた。
関西覇者・G大阪との試合は壮絶な展開となった。LAVIDAは0-1で迎えた42分、FW藤松碧士(3年)が同点弾、62分にはDF中山織汰(3年)が右CKを頭で沈めて逆転に成功する。
その後、再び同点と追いつかれた中で迎えた80+4分、U-15日本代表FWオツコロ海桜(3年)主将が決めてこれが決勝弾に。3-2で逆転勝ちを収めたLAVIDAが決勝進出を決めた。
優勝した2005年以来の決勝進出を狙った浦和レッズジュニアユース(関東⑦)はヴィッセル神戸U-15(関西⑤)と対戦。前半をスコアレスで折り返したが、後半に4失点し0-4で敗れた。
25日の決勝はLAVIDAと神戸のカードに。LAVIDAは2021年の高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権大会以来2度目の全国の舞台での決勝進出で夏冬含め初の日本一を目指す。
試合結果
ガンバ大阪Jrユース 2-3 FC LAVIDA
藤松碧士(42分)、中山織汰(62分)、オツコロ海桜(80+4分)
ヴィッセル神戸U-15 4-0 浦和Jrユース